この地名が危ない (幻冬舎新書)

  • 133人登録
  • 2.48評価
    • (1)
    • (1)
    • (16)
    • (10)
    • (5)
  • 17レビュー
著者 : 楠原佑介
  • 幻冬舎 (2011年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982420

この地名が危ない (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  先の東日本大震災を契機に、各地の地名を過去の災害から読み解こうとしたもの。

     地震や津波、洪水などの被害からネーミングされたであろう地名の紹介からその根拠など、独自の論を展開している。地名を言語学的に分析して災害の痕跡を見つけ出しているところはなかなか面白いと思った。昔の地名を分析することによって、その当時の人々が後世に何を伝えようとしたかわかるという主張には頷ける。市町村合併などで新しい名称が必要になっても、なるべく歴史的地名を残すようにすべきだという意見には賛同する。

     ただ自説を主張するあまり、既存の説を頭ごなしに貶す論調はいただけないと感じた。他のレビューにもあるが、こじつけではないかと思われたり、煽動的なところがあったりで、最後まで読む意欲を失った。

     

  • 地理の知識が浅い私にとって、なかなか難しい本だった。最初はなるほどと思いながら読み進めていたが、後半になるにつれてこじつけ感が強くなっていくような気はした。

  • ・桜島 裂けて溶岩と火山灰を噴き出す・裂くら
    あおっている割に内容が深くないようなところもあったため、流し読み。

  • 地名と津波襲来地の因果関係に納得はあまりしてません。
    いたずらに不安をあおるだけでは、しょうがないと思うのですが。平成の大合併で昔からの市町村名がなくなることの危機はおぼえてるし、湘南という地名のいかがわしさ云々というのも分かったけれど。

  • 現在の地名は災害の名残でつけられたものと指摘し、その土地の危険性を喚起する本。発想はいいが、軽々しく言い過ぎだと思った。

    例えば「名取」は、古語で「ナ=土地、地盤」「トリ=災害で土地が削り取られた地」という。そっか、納得!と最初は思ったが、この調子であれもこれも列挙されると、日本中の地名は災害の記憶を留めるためにつけられたことになってしまい、疑いを隠せない。

    地名とは、「一本松」とか「富士見ヶ丘」とか、その場所のランドマーク的なものにちなんでつけられる場合が多い気がする。第一、災害の記憶が込められているなら、もっと「死」などネガティブな名前が多い気もするのだ。

    論拠も今、取っている最中の様子で、出版はまだ早かったのではと思ってしまった。論が偏っており扇動的だったので、すっと入ってこなかった。

  • うーん。ページ数が多いだけでわかりにくい。もう少し簡潔に書いてほしい。

  • 昔からある地名には、さまざまな意味が込められている。
    中には、地震や津波など、過去の自然災害の影響を反映した地名もあるので、むやみやたらに変えるべきではない。
    といった主張をしています。

    推論もたくさんあるので、すべてが正しいわけではないですが、著者の論には、参考にすべきところがたくさんあります。

    ちなみに、著者は、僕と同じく岡山県出身。
    岡山県の地名のネタもたくさんあったので、興味をもって読み進めることができました。

    地名に関する本を読んだのは、これが初めてですが、たまにはこういう本を読むのもいいですね。

  • ○日本の地名とその由来となっている地形や災害リスクを紹介(推察)したもの。
    ○結構強引な推論もあるが、総じて面白かった。

  • 2014/9/27読了。

  • 読了。

全17件中 1 - 10件を表示

楠原佑介の作品

この地名が危ない (幻冬舎新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

この地名が危ない (幻冬舎新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

この地名が危ない (幻冬舎新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

この地名が危ない (幻冬舎新書)の作品紹介

地震・津波・火山・台風・雪・土砂災害…地球上最も災害の多い島国でいつ襲いくるともしれぬ過酷な自然と向き合い、そして被災した我々の祖先はその土地土地に「ここは危ない」というメッセージを地名として付けてきた。現在もその古い地名の分析が次の災害の予想・対策につながる。だが、いま市町村合併や観光開発など目先の利益優先の安易な地名変更政策のせいで古い地名が次々に消えている。いまこそ先人の知恵の結晶に学べ!半世紀以上、地名のことばかり考え続けてきた著者による「災害地名学」のすすめ。

この地名が危ない (幻冬舎新書)はこんな本です

ツイートする