オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982789

感想・レビュー・書評

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  • 悩める人はまず読むべし!ひとつは必ず共感できたり自分に近い内容もあるのでは?岡田さんの返しもうまいし、ビジネスにも役立ちそう。自分自身の価値観や考え方が変わる。

  • なんで岡田斗司夫さんの本は、思考術系の本が苦手なわたしでも読めるのか。

    もちろん本書には論理思考の術がたくさん紹介されており、わたしも読みながら一緒に回答を考えたりして、その思考法を試してみました。楽しいです。

    ただ本書が他の思考法系統の本と違うのは、単に技術を伝えるだけでなく、その行間に根本的な人間への愛情みたいなものがあること。いや、実はそれがとても現実的なことなのかも知れないけれども

    人間なんて完璧じゃない。ズルもするしできればさぼりたい。そういうだめな部分をしっかり受け入れた上での思考だからこそ、人に響くのではないかと。そう感じました。多くの人に読んでほしい本です。

  • 朝日新聞に連載中の人生相談「悩みのるつぼ」。本書はその新書版、かと思いきや、「人生相談」をテーマにした深い深い思考実験(実験といってはいけないけれど)。なぜ、人は悩むのか。相談するときの心理はどうなのか。回答者は何を目指すべきなのか。岡田斗司夫氏の思考法の論理もすごいが、その根底にある人間に対する愛情にも深く共感する。いい本を読んだ。

  • 岡田さんはYou tubeでたまに見ます。ジブリの考察動画から入り、悩み相談の動画に行きつきました。

    朝日新聞で人生相談を担当していたとは知りませんでした。岡田さんの感情に流されない思慮深い考え方、また回答者への愛が垣間見える本です。

  • 岡田斗司夫さん本人が、その悩み相談に対する回答の手法を具体的に解説してくれる一冊。自分にはない視点や発想が書いてあり、読む価値があったと思えたので高評価。

  • 岡田さんが朝日新聞のお悩み相談コーナー、悩みのるつぼ、に回答したものと、そこに至った理由が書いてあります。


    相談の背景と、文字から読み取れる相談者の温度を感じ、愛を持って答える、というのが、
    合理的(サイコパス的な)と思っていた、岡田さんのイメージと違い印象的でした。

    相談内容も相まって泣けました。
    (多分そういう本ではないとは思いますが)

  • 世間で高評価だったので、読んでみたがイマイチ。

  • 岡田斗司夫「悩みのるつぼ-」09ー12年朝日新聞掲載お悩み相談プロを目指す岡田さん。相談者だけではなく読者をも満足度高めのお答えを書籍化。残念ながらこの後愛人9人同時お付き合いなど個人的問題でお辞めになりましたが。離婚問題を離婚3度高橋源一郎に娘との関係に悩む母親がフェミニスト上野千鶴子に相談する勇気には拍手したいがやはりここは無難な読売新聞人生案内にご相談がいいかも。

  • この本を読んで相談を聴くことはとても難しいと思った。相手から聞いた情報だけで判断してこうすれば良いとアドバイスすることは正論だが正解ではないと思うからだ。正論は相談する側は分かりきっている。共感し、相手の身になって考えることで他の問題や解決のためのヒントも出てくることがある。
    この本で学んだことは相談に乗るときは相手と同じ立場で考えた上で、本当に悩んでいることを見つけること。そして、その問題を分析し、相手の気持ちが楽になることに力を注ぐことが大切だということだ。そして今、自分の悩みも分析し、分解し、楽になるようにしたいと思った。

  • 株式会社"自分"という考え方。

    自分は統一された一つの自我ではないと考える。
    だから、決心がぶれたりする。
    自分の心の中をグループだと考えて、矛盾する自分をどう統一して動かすか。納得させるか。

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著者プロフィール

岡田斗司夫FREEex(おかだとしお・ふりっくす) 評論家、オタキング代表取締役。著書に『いつまでもデブと思うなよ』『評価経済社会』など。

「2015年 『評価と贈与の経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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