植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ (幻冬舎新書)

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著者 : 田中修
  • 幻冬舎 (2013年5月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983076

植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 植物の知られざるすごい生態を、「婚活」と「子孫を残す」いう観点から主に見た本。
    もう少し、「身を守る」という観点での生態を知りたい人には、同じ著者(田中修)の『植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書)』がおすすめだそうです。

  • ときどき、人間の生き方に寄せて、植物の生態を語る部分がうっとうしいが、知らなかった事実も多く、読む価値はあった。

    ・タネは3000年以上もの間、都合の悪い環境(温度、水、酸素、光)を耐えしのいで、発芽のチャンスを待ち焦がれていた。
    ・モヤシは光が当たると、伸長が止まる。
    ・花は生殖器官。
    ・ナシ、サクランボ、ソメイヨシノは接ぎ木で増やされている。
    ・雄株と雌株がある植物に、サンショウ、イチョウがある。
    ・東京が日本一早い開花宣言を出すのは、高知や宇和島、熊本より、温度が高いからではない。冬の温度が高いため、春になっても、これらの地方のソメイヨシノのつぼみの目覚めが悪いから。
    ・暑さと寒さはタネで耐える。
    ・「ひと花咲かせるのは」無限の寿命を放棄した命がけの大仕事。
    ・黄葉や紅葉の役割として、紫外線の害を除去することが考えられる。
    ・葉っぱは自分で準備して、舞い落ちる。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/article/420597618.html
    夜の暗黒の長さを15分単位で察知してツボミをつくる?
    植物がじぶんの遺伝子を次世代に受け渡すために発揮するさまざまな能力を「あっぱれ!」とほめたたえる。
    素人にわかりやすいように少し極端なまでに擬人化して、植物の作戦や思惑、がまんやがんばりを教えてくれます。
    読んでいるうちに、そうかこの一本の木も草も、オレとなんにも変わらない地球上の生命か、という宗教的というか哲学的というか、そういう感覚がたちあがってきます。
    動かずに遺伝子をつなぐ植物の知恵に、乾杯。

  • とくに意識したことがなかったけど、
    植物ってすごく「あっぱれ!!」なのだと、すべてが目からウロコ。

    「知ってた、植物ってこんなにすごいんだよ~」と
    雑学披露できそうです。

    それにしても、もやしが「なんとか光のあたるところにでよう」と思って、すべての力を注ぎこみ、上にむかってのびている時に、「もっと大きくな~れ」と思って光をあててやると、もう伸びる必要がなくなるから(だって光を手に入れたもん)、伸びるのをやめてしまう・・・。って。
    あ~~~~なんとなく、子育てだな~って思ってしまったよ。

    植物あっぱれ。今冬だし、彼岸花の観察してみよう(葉っぱがしげっているらしいよ)。

  • 読了。

  • おもしろい!植物の尊厳!満を持して生きている姿が素晴らしくて、ちょっとしたことで動揺したり迷ったりする自分の生き方のヘナチョコさを思い知らされる。
    本川達夫「ゾウの時間ネズミの時間」に通じるものを感じた。人間なんて特別でも何でもないし、凄くも偉くも何ともないよ、と思わされる。

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植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ (幻冬舎新書)の作品紹介

充分に成長できる環境が整わない限りは、うかつに芽を出さない。暑さ寒さをタネの姿で何百年も耐える。いざ芽生えたら、全体に光が当たるように、群落の端は背が低く、真ん中は背が高くなる。よりよい花粉を運んでもらえるように、色や香りの魅力を磨いて熱心な婚活を展開。同じ株の花粉では受粉しない。子孫を残したら、自ら潔く散る-どんな逆境でも与えられた命を生ききるための、驚くべきメカニズム。植物たちのあっぱれな一生を楽しく解説。

植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ (幻冬舎新書)はこんな本です

植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ (幻冬舎新書)のKindle版

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