女流官能小説の書き方 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983342

作品紹介・あらすじ

今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。

感想・レビュー・書評

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  • p.2014/2/3

  • エロ

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/how_to_write_erotic_novels.html【書評】『女流官能小説の書き方』〜妄想をさらけ出す勇気を持つこと
    http://naokis.doorblog.jp/archives/asakatsu_reading_salon_20160512.html【朝活読書サロン(18禁)】(5月12日)熟女との戯れで息切れ


    <目次>
    序章 私が官能小説を書いたきっかけ
    第1章 官能小説とは何か
     男女の違い/エクスタシーまでの時間差/ポルノ小説のウソ/男の興奮/女の興奮
    第2章 官能小説の種類
     不倫/熟女もの/女体遍歴・男性遍歴/複数プレイ/SM(調教)/ユーモア
     同性愛/近親相姦/時代官能/その他
    第3章 官能小説の書き方
     出会い/登場人物/舞台/展開/濡れ場/官能表現/心理描写と地の文
     小道具/視点/参考になる本
    第4章 官能作家になるために
     感情移入/恥ずかしいことを書け/体験や趣味を生かす/各速度/夢の世界を
    おわりに

    2016.03.30 別の本(『官能小説用語表現辞典』)を検索していて、見つける。
    2016.05.07 読了

  • 官能小説家は職人。書いて書いて書きまくる。格好いい。

  • あまり奇をてらったことは書いていない。正攻法の指南書であった。著書の執筆裏話も面白い。

  • 【共通するもの】
    書くなら、見せるのが恥ずかしいことを書きなさい。それは、官能の世界も同じで、官能の世界だけではないということを再確認できた。
    自分の中の宝物を掘り起こしてみよう。

  • 2014年1月30日、初、並、帯無
    2014年11月17日、松阪BF

  • 書き方とタイトルにあるけれど、特に書き方が詳しく解説されているわけではありません。書くときのヒントといった感じです。
    すでに書いているけれどなかなか上手くいかない私には、とても参考になりました。
    藍川先生作品が好きなので、執筆裏話としても楽しめました。

  • 妄想をたくさんせよ。
    そして人と共有することが恥ずかしい部分も
    さらけ出して書く。
    大切なことは、とにかく書く、書く、書き続けること。

    たかが官能小説、のきらいはみんな持っているかも
    しれませんが「時間をかけた力作を1年に1作書いて
    それで売れるというのは、夢の夢。とにかく
    書き続けなければ読者からも編集者からも忘れ
    さられてしまう」と現実も解説してくれます。

    1人称、他社の視点など、小説の本当の基礎の基礎の
    書き方も解説してくれているので、
    何気によくできたテキストとなっています。

  •  タイトルでは女性向けの雰囲気を醸し出しているが、男性である自分が読んでもなかなか面白い一冊だった。
     特に第一章などは、男女ともに感心するところは多いのではなかろうか。

     作者の方は非常に女性的な「感性で物を書く方」のようで、全体的にまとまりがなく、特に文例が煩雑である。
     文章運びも違和感を覚えるところが点々とあったので(接続詞が特に気にかかった)、星三つとした。
     しかし、女性側の意見として興味深いところも多かったし、個人的には楽しめた一冊である。

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著者プロフィール

1989年『卒業』(のちに『華宴』と改題)で作家デビュー。現代女流官能の第一人者。しっとりと情感あふれる大人の男女の耽美的作品からハードSM系、コミカル官能、情感エッセイまで幅広い作風を持つ。近年は女性の渇きに向き合った短編作品群で、魅了される女性ファンも多い。著書多数。

「2022年 『燃え尽きるほど』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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