- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344983366
感想・レビュー・書評
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マイルドヤンキーという言葉をはやらせた原田曜平の著。確かに同意できる内容が沢山あって、結構面白い。
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5年前の本だけれども、今も通用するのかしら。
正直、私は著者と同じロスジェネ世代でかつ、地元を出てしまっている人間なので、マイルドヤンキーと呼ばれる人たちの気持ちは理解できなくもないが、共感はできない。
著者はリテラシーとコミュニケーション能力と言う軸で、若者を「エリート」「オタク」「ギャルサー」「マイルドヤンキー」に分けるけれどもその比率ってどんなもんなんだろう?
地元に属さない私にはマイルドヤンキーはレアな存在に感じてしまう。EXILEは確かに売れていたが、購買層にマイルドヤンキーを含んだだけで、マイルドヤンキーでEXILEが売れたと言えるのだろうか。とかマイルドヤンキーへの訴求ってのが本当に魅力的なの?と言うあたりに多少の疑問が残る。 -
新書
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<span style="color:#0000ff;">>>「若者がモノを買わない」時代、唯一旺盛な消費欲をしめしているのがヤンキー層だ。だが、ヤンキーとはいっても鉄パイプ片手に暴れ回る不良文化は今は昔、現在の主流はファッションも精神もマイルドな新ヤンキーである。本書では密着取材とヒアリング調査により、「悪羅悪羅(オラオラ)系残存ヤンキー」「ダラダラ系地元族」に分化した現在のマイルドヤンキー像を徹底解明。「給料が上がっても絶対地元を離れたくない」「家を建ててはじめて一人前」「スポーツカーより仲間と乗れるミニバンが最高」など、今後の経済を担う層の消費動向がわかる一冊。</span>
私は、現在の国内消費は<<ヤンキーとオタクが担っている>>と考えているのですが、そのヤンキーを詳しく検証した本です。注目したいのは、彼らの幸福度が総じて高いことです。考え方がバブル世代とは違うので「志が低い」と感じていましたが、これはこれで、良いと感じてしまう1冊でした。 -
甥っ子を見てるとそう感じるところがある。
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なるほど、とは思う
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マイルドヤンキーという言葉を初めて知った.上手くまとまっている.実は現状維持でも凄い時代.特徴的な上"京”志向のなさというのは納得.think globally act locallyが大事だな.
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博報堂ブランドデザイン若者研究所の著者による現代若者論。地元を離れたがらずITへの興味がなくITスキルも低く、上昇志向を持たず現状維持を目指す。そんな若者が増えているという話。取材に基づいた事実の積み上げによる論のため読んでいて納得感が高い。定量的な評価がないためその市場がどの位あるのかつかめないがこの市場に向けて手を打つのは面白そう。というか伸びている企業は既にお見通しの事実なのかも?
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もう4年も経つ本だが、まだまだなるほどね、と最近の(?)というか、昭和生まれの自分とは全く違う世代のの考え方、生き方のバックグラウンドを理解することができて読む価値があった。そういう世代に対して、可能性のあるビジネスマーケティングのネタをあげている部分は、まあどうでもよかった。
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さとなおさん推薦
社内向け研修で薦めて頂いた一冊。マイルドヤンキーという定義が面白い。読んでいて地元のメンバーが思い浮かんだ。5月に同窓会するみたいなのでそんな様子を垣間見れるかな?