就活下克上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983380

作品紹介・あらすじ

二〇一三年春の大卒者就職率は約六七%。三人に一人が就職できないこの時代に、いわゆる三流大学にいながら、一流企業の内定を獲得する学生たちがいる。アルバイト先での意外な人脈作り、大学のキャリアセンターの賢い使い方、本当に身になるインターンシップなど、学校の名前に頼らずに「勝ち組」になる秘訣を明かしながら、偏差値や名前だけではわからない「本当に就職に強い大学」の条件も解説。刻一刻と変わり続ける就活戦線を生き抜き、「やりたい仕事」に就くための、必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 三流大学にいながら、一流企業の内定を獲得する学生たち。学校の名前に頼らずに「勝ち組」になる秘訣を明かしながら、偏差値や名前だけではわからない「本当に就職に強い大学」の条件も解説する。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40201884

  • 場数を踏むこと、大学の教職員を使いこなすこと。

  • 思ったより読みやすい。
    大学生の間に読みたい本。
    学歴でなく、いかに活動するか、
    その活動がいかに就活で生きるか、
    また、大学側の取り組みについて分かりやすく書かれていた。
    就活について書いてはあるものの、
    生き方についても考えさせられる。

    ただ、BtoBとか一部意味のわからない語あり…。

  • やっぱこの人好きになれないなって思った1冊

  • 著者の大学改革への重いの様なものが端々に感じられる。
    ちょっと冗長なところがあるのも否めないが、ある意味有効な手が打てないその他大勢大学への挑戦状と言えなくもない。
    就活生のマニュアルと思って購入した学生にはちょっと期待はずれかも。

  • 三流大学(実際には二流私立大ぐらい)から一流企業へ就職した学生の行動や、就職率アップにとりくむ大学を紹介した本。
    ここに紹介されている学生たちのすさまじい行動力や発想力、なによりたくましいまでに人と繋がり人脈を築いていく能力に感動。それこそまさに社会人としての能力だと言える。

    なかには一流企業を三年以内で退社して起業した者もいて、優秀な人間は、高校から大学までのハンディキャップを跳ね返す力がある。そのいっぽうで、明確に高学歴がものを言う名門企業の採用実績にも触れており、三流大学生のアナタでも大丈夫、などと勘違いさせるつくりではない。

    個人的には、センター試験直前に父が亡くなり、医者の道を断たれたにも関わらず、大手通信社に復活戦で採用された学生の話に目頭が熱くなった。大学進学すら厳しい時代、学歴が親の経済収入に左右されてしまう時代、企業は偏見をもたずに意欲、チャレンジ力、誠実さのある若い可能性をひとりでも取り込んでほしい。

  • 三流大学と呼ばれる大学から一流企業に就職した学生に焦点を当て、その成功の秘訣を明らかにしている。また、三流大学と呼ばれる大学でも就職実績を上げている大学の取組みも紹介している。
    出身大学に関係なく、「行動力」がカギだと感じた。

  • 山内氏の著書。鋭く的確に指摘する為、非常に勉強になる。

    数字、事例紹介が説得力を上げている。
    若者の傾向を具体的事例を交えながら記載しているので、今後の対策を考えさせられる。

    読書した中で思いついた企画やtodoは実行していこう。

    大学関係者や学生におススメ。

  • 大学生に読んで欲しい。
    最後の、千葉商科大学 吉田学部長の言葉がいい。
    p217 『学生募集のための教育改革は、もうやりたくないんです。本当に自分たちが育てたい若い人を作るような教育がしたい』

  • ≪目次≫
    第1章  就活の現状
    第2章  三流大学から一流企業に就職した学生たち
    第3章  偏差値は低くても、就職に強い大学はある!
    第4章  就活の行方
    あとがき  働くとは何かを知る大学教育を

    ≪内容≫
    まえがきでも言っているように、この本のミソは第2章である。第3章のような話は、他の本にも載っている(同業他者はあまり切り込んでいないような気がするが)が、第2章のような紹介は新書形式の本では見たことがない。だが、読んでみて解るのは、こうした学生は少し特別だな、と。積極性(時には厚かましさ)がないとここに載っているような行動はできないだろう。そういう意味で、第4章はやや深さに欠ける。まあ、ここが解決していれば世に「就職難民」は出ないんだけど…

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著者プロフィール

山内 太地(やまうち・たいじ):1978年、岐阜県出身。東洋大学社会学部社会学科卒業。教育ジャーナリスト・学校経営コンサルタント・教育YouTuber。理想の大学教育を求め、日本全国約800大学をすべて訪問。海外は14か国3地域約100大学を取材し、全国の高校で年間約150回の進路講演を実施。YouTubeチャンネルの総再生数は1400万回を超える。主な著書に『大学のウソ――偏差値60以上の大学はいらない』(KADOKAWA)『就活下剋上――なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』(幻冬舎新書)『高大接続改革――変わる入試と教育システム』(ちくま新書、共著)など多数。

「2023年 『偏差値45からの大学の選び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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