しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)

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著者 : 小池龍之介
  • 幻冬舎 (2014年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983403

しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 日々の煩悩とどう向き合い、心を落ち着けて過ごすかのヒント集。
    筆者も悟り切った訳でもなく、自分に言い聞かせるように体験談と仏典を、ユーモアと擬態を交え、柔らかい語り口で書かれている。
    わかってはいるけれどなかなかこのように落ち着いて対処できないな。読み返して穏やかに過ごすようにしたい。
    仏の道の先人たちは脳科学を究めていたのかな。自分が可愛い心理を理解して煩悩とお付き合いするのが正しいのだろうか。人の目より自分の感覚でいいように生きること、それを認めることがまず大事だと感じた。

  • もともと新聞のコラムとして書かれていたものをまとめたもので、見開き2ページで1つの話とコンパクトで読みやすい内容。
    それゆえタイトルの「しない生活」は後からつけたもので、内容としては副題の「煩悩を静めるお稽古」の方がしっくりくる。なので何かをしないようにはどうすればよいのか、といういわば断捨離的なものを求めている人には求めるところと違う内容ではないかと思う。

    話の内容は普段の日常から生じる煩悩に対してどう対応すればよいか、というもので、その答えは理屈っぽく心理学的である。だが私は理屈っぽい方が話の内容が理解できるのでむしろ読みやすく合点がいくものも多かった。
    本当に自己承認欲というものは困ったものだ、とつくづく思わされた。

    この著者は以前から知っていたが著書を読むのは初めてで、著名でベストセラーも多く排出している方であるが、それにしてはどこかのレビューで指摘されていたように確かに修行の足らないように感じる部分もあった。
    素直に自分が煩悩に振り回された経験を披露していらっしゃるのであるが、住職にしては「たかがそんなことで…」と思えるようなところもある。
    なので「これは住職ではなくブッダの教えに詳しい人が書いたコラムだ」と感じてしまう部分も特に著者が「自分自身が苦境に立たされていた」と述べる後半あたりに多かった。

    「著者が若いからまだ未熟だ」というような意見も読んだが、それこそ煩悩かもしれない。この本の著者を隠して読んだらどうだろう。それでも同じ意見だろうか。
    私は著者と同じ年だからだろうか、確かに年齢を重ねていない未熟さはあっても、例として「友人に送ったメールの返信が思ったより遅い」というようなものを出されても、日常起こりうるちょっとしたイライラ、ということでそこまで悪くはないと思う。

    図書館で結構待って借りた本で、「これはまた読み返したいからブックオフで買おう」とチェックしたものの、読みながらAmazonの低評価のレビューのみを見て、そこまでの本じゃないかとリストから削除したが、読んでいてそんな人の意見に流されるのもまた煩悩で、自分がいいと思えばいいじゃないか、と思えたことからリストに再チェックした次第。

  • 元が新聞掲載だったためなのか、ひとつひとつのテーマが
    表層的な印象。それと108にこだわったせいなのかもし
    れないが、テーマや内容に似たようなものが多くあった。
    ひとつひとつのテーマについて、もっと思考を巡らし
    著者なりの考え方を丁寧に著したほうが、もっと魅力的
    になるように感じた。

  • 「心を乱されず、いつも穏やかな気持ちで過ごしたい」と思い、関連する本を継続的に読んでいます。
    この本は、東大を卒業後、今はお寺の住職をしている「お坊さん」による一冊。
    僕たちがとらわれがちな"煩悩"について、108の話題にわけて、見開き2ページでエッセー的に綴られています。
    大きく、「つながりすぎない」「イライラしない」「言い訳しない」「せかさない」「比べない」という5つのカテゴリーに整理されています。
    読み終えて感じたのは、「相手に求めないこと」「自分の心を見つめること」といったこと。
    「自分をわかって欲しい」「相手を思い通りにしたい」という煩悩がどれだけ、心を迷わせているか、本書を読んで気づかせてもらいました。
    また特に「怒り」という感情に対しては、なぜそのような感情に自分がとらわれているか、感情から自分を切り離して考えることが大事なのだと、改めて認識させてもらいました。
    これらのことは本書で繰り返し話題になっているのですが、それだけ大事なことなのだと、理解しました。
    仏典からの引用も多いのですが、著者が自分の心の弱さをあえて晒している部分もあるので、”説教臭さ”はあまり感じないのではないかと思います。
    自分の心の持ち方について、構えることなく気軽な気持ちで読める、取り組みやすい一冊だなと感じました。

  • 何冊か小池さんの本を読みましたが、今回が一番「俗(?)」に近いような印象がありました。
    自分の至らなさや失敗を引き合いに出してこんなこと言ってますが私も一緒なのですよ、という姿勢に好感が持てます。

    すごい売れているのですね。知らずに手に取ったのですが、確かにとっつきやすく新書である分すらっと読める仕上がり。タイトルもちょっと気を惹かれますものね。

    ただ…私は初期の頃のも少しカターイ感じの、空気がぴーんと張り詰めるような文章や佇まいのほうが好きだったなぁ、と思いました。個人的感想ですが。

  • 仏教の教えをかみくだいて説明してくれる本。
    読む方もあまり求めよう、救われようとせずに気軽に読むといいと思います。

  • 普段の生活は、必ず自分の感覚器を通して「心(なのか何か)」が受け取っているものです。ある意味、自分がいなかったのなら、世界はないのかもしれません。
    だから人は様々な方向に物事を考えられて、ポジティブにOUTPUTしたり、ネガティブにOUTPUTしたり、様々ですね。
    そして厄介なことに、これには波があるんですが、これをフラットに保てたらと考えたりします。
    著書にもありますが内省し、自分の変化に気づくことが必要なのかと思うのです。

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    しない生活

  • 執着を手放すとはー生の修行なのだなあ
    トホホホー

  • 久し振りの小池さん本。
    トホホー調が健在。

    ヒントをピックアップ
    「どちらが得か」を迷うのは心にとっての損 →確かに!

    ネットに満ちる「つながりたい」は、「わかってほしい」煩悩→確かに!

    人から良い扱いを受けた時こそ諸行無常を念じて執着を手放しておく。

    「ありえない」という否定語は傲慢で不寛容 すべては「ありえる」と開き直れば心は強くなる。

    謝る時は余計な言い訳を付け加えない。手放す。

    心を保つには、体を保つ。その基本は腹七分目。

    困った時こそ、ただたど内省する、しない生活。

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しない生活 煩悩を静める108のお稽古 (幻冬舎新書)の作品紹介

メールの返信が遅いだけで「嫌われているのでは」と不安になる。友達が誉められただけで「自分が低く評価されたのでは」と不愉快になる。人はこのように目の前の現実に勝手に「妄想」をつけくわえ、自分で自分を苦しめるもの。煩悩に苛まれるとき役に立つのは、立ち止まって自分の内面を丁寧に見つめること。辛さから逃れようとして何か「する」のでなく、ただ内省により心を静める「しない」生活を、ブッダの言葉をひもときながら稽古。

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