淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 (幻冬舎新書)

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著者 : 高島明彦
  • 幻冬舎 (2014年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983526

淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • ボケない人は理詰めで無い事を理詰めで書いた本

  • ストレスを感じるとアドレナリンによる反応を抑えるためコルチゾールというホルモンも放出されるが、長期的にストレスが掛かり続けた場合、コルチゾールの濃度が上昇し、海馬が萎縮してしまう。記憶を作り出す海馬は萎縮することにより辛い記憶を残さないようにしているのだ。脳がスイッチを切って嫌な体験を思い出さないようにしている。昨日読んだ本の内容が思い出せないのはボケ予備軍。高学歴の人ほどボケると早い。服装を気にしなくなるのはボケの始まり・・・・・・・・・。脳老化のサインはいろんなところにある。
    他方、100歳になってもボケない人は日常的な不安感や抑うつがない。物事を理詰めで考えず合理的処理をしない傾向がある。ストレスをためない。小さなことにくよくよせず、楽観的で服従的。情緒が安定していて適度に周囲に合わせることができる柔軟性がある。終章では、認知症になる心理と習慣が列挙されているが麻雀が結構いいようだ。ゲームとして脳を使うだけでなく指作で牌を探る動作により前頭葉が活性化するとのこと。新しいことに果敢にチャレンジし前向き積極的に挑む。これがボケ防止の一番の秘訣。

  • アルツハイマー病の病態機構として通説となりつつある「アミロイドβ仮説」とは異なる「神経原線維変化仮説」を説く先生です。予防のための基礎知識ともいえる話題が豊富で、とても読みやすい本です。おすすめ。

  • 著者:高島明彦 (S29生,理学博士,国立長寿医療センター分子基盤研究部長)
    ADの病因としてタウ蛋白を中心に研究している方らしい.ADの始まりもリン酸化タウ(=悪いタウ)の蓄積と考えている.
    1.淋しい人はボケる:基礎疾患,ライフスタイルと認知症の関係(=standardな考えの紹介)
    2.脳が若い人と老化している人は何が違うか:いちばん参考となった.機能局在の話と,認知症ではそれがどうなって数々の症状を呈するか(p50-53),神経伝達物質の話(p54-61),その後は記憶障害を起こす機構,神経原線維変化のBraak分類,
    3.もの忘れが多すぎる人はボケ予備軍
    4.認知症になる心理と習慣:一般の人向けには良い,重複した記述もややあるが
    5.ボケを治す薬はいつできるのか:著者は前述のとおり,リン酸化タウをcontrolする段階を攻めているらしい.modifying drugの開発における問題点を述べている.まず新薬開発にかかる多大なお金のこと,なるほど!と思ったのは,「発症してから介入ではダメ→ではどの段階で”preclinical AD”と診断し,治験に登録するか?」 → この基準作り作業は難航するだろう.Aβのほうをtriggerと考えてる人もいるし..(=とはっきり言っていませんでしたが.)
    ※とにかく2章がたいへん参考になりました.

  • 淋しい人はボケるという題名であるが、内容は認知症全般、メカニズムからその心理や習慣、予防や治療に関する解説書。

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淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 (幻冬舎新書)の作品紹介

中年を過ぎると、知っているはずの言葉・人名が出てこない人も多いだろう。実はこれは立派なボケ予備軍で、放っておけば高齢になってボケる可能性大。認知症になりやすい心理・環境・習慣をどれだけ避けられるかが、ボケる脳とボケない脳の境目となるのだ。自分次第で、いつまでも若々しい脳を保てる!

淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 (幻冬舎新書)はこんな本です

淋しい人はボケる 認知症になる心理と習慣 (幻冬舎新書)のKindle版

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