この歯医者がヤバい (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983601

作品紹介・あらすじ

今や歯科医院の数はコンビニを上回り、患者の奪い合いが勃発している。一人の患者からできるだけ多くの治療費をむしり取ろうとする悪徳歯医者が急増中だ。ついにはインプラント治療で死亡事故まで起きてしまった。こんな歯医者にかかったら命まで危ない。良い歯医者・悪い歯医者の見分け方、年をとっても歯を守る方法など、「抜かない」を信条とする著者が歯科業界のタブーを破って緊急警告。

感想・レビュー・書評

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  • 歯医者のヤバさはこれでもかというくらわかる本。
    特に三章がやばい。
    これを読んだら、歯医者を適当に選ぶということはできなくなる。
    怖すぎてできない。
    よくぞこの本を書いてくれたと思います。筆者の勇気に感服します。

  • 歯科医師が正しい歯医者の選び方を解説

    インプラントはやめた方が良い
    インフォームドコンセプトが大事
    眼科と歯医者は医者じゃない、東大と京大には歯学部が無い

  • 歯医者に行こう

  • 歯科業界の内部暴露の本です。
    著者の斎藤先生は歯を抜かないことを信条に仕事をされてらっしゃるそうです。
    「抜かない歯医者のひとりごと」というブログで歯科治療の現状を嘆いていらっしゃいます。
    http://blog.goo.ne.jp/shozin07

    http://ameblo.jp/nancli/entry-11992173363.html

  • 現役歯科医としてのレビュー。

    治療方法や職業倫理としては同意する部分が多い。ただ、本書全体から炎上商法的な感じも受けるので、星一つマイナス。

    ボクはインプラントを施術していない。ただ、転院なさってきた患者さんを見る限り、咬合がやたらに難しいと感じている。それを、技術不足と捉えるのか、構造的に手におえないものと捉えるのかは、人によって解釈が変わると思う。(僕は後者)
    歯医者だった大叔父がインプラントを入れた時に、噛んだ感じが違うと言っていたので、歯根膜の有無(骨癒着の有無かどちらかはわからないけれど)は著者も言うように結構大きいと思う。
    ただ、骨癒着しないインプラントも、歯根膜再生すると謳うインプラントもあるにはある(どちらも傍流だけれど)が、そういったタイプの咬合がどうかは不勉強にて知らない。

    学歴の話は、国家試験で担保されていると考えているし、インプラント医は出身大学には関係なく存在するのでどうなの?って感じもする。自分自身、余り胸を張って言える大学じゃないからかも。

    歯磨き粉は感染細菌を殺菌駆除するため、バイオフィルムを分解するために必要だと考えている。

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著者プロフィール

1953年東京生まれ。都立日比谷高校、神奈川歯科大学大学院卒業。サイトウ歯科医院院長。歯科保存学、歯内療法学博士。長年「歯を抜かない」を治療方針に掲げ多数の患者を救ってきた。ブログ「抜かない歯医者のひとりごと」主宰。著書に『この歯医者がヤバい』(幻冬舎新書)

「2017年 『やってはいけない歯の治療 全国から患者が押し寄せる“歯の駆け込み寺”からの警告』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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