人間の煩悩 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984288

感想・レビュー・書評

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  • 何がめでたい、が流行った時に読みそびれたので、それより新しい本書を図書館で順番待ちしていました。

    中身を確認せずに予約していた私が悪いのですが、この本は書下ろしではなく、著作の断片の寄せ集めで・・・要するに流行に乗った便乗本でした。
    別に便乗本でも面白いならよいのだけど、90歳を超えた現在の考えが語られているのではなく、40年も50年も前のことから最近思ったことまでいっしょくたに編集されており、抜粋も唐突で、これで著者はよくOK出したなあ、なんて考えてしまいました。
    しかも、その出版年の記載もないから、それはいつの出来事なのか、何歳の時に感じたことなのかが分からず、当時の世相などを想像することも出来なくて、更に読みづらく感じました。
    お年を召してからの発言なのか、離婚前の話なのか、バブル期のことなのか、等々何もわからず読ませるって・・・これでいいの?

    出版社は・・・またもや幻冬舎、でした。

著者プロフィール

大正12年、大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。昭和44年、『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞を受賞。昭和54年、『幸福の絵』で第十八回女流文学賞を受賞。平成12年、『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、平成27年、『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。平成29年4月、旭日小綬章を授章。近著に、『こんな老い方もある』『こんな生き方もある』(角川新書)、『破れかぶれの幸福』(青志社)、『犬たちへの詫び状』(PHP研究所)、『九十歳。何がめでたい』(小学館)などがある。

「2018年 『新版 加納大尉夫人 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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