数学的コミュニケーション入門 「なるほど」と言わせる数字・論理・話し方 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 140
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344984554

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りた本。

    パラパラっと読める本だった。
    プレゼンやエクセルなど社会人になって役に立ちそうな内容。

    参考になったのは、日々空いた時間に数学的に物事を考えること。つまり市場規模や売り上げなど街で目につくものを数学的に捉えること。

    今後は自分も電車などで「山手線の1時間の売り上げ」とか様々なことを考え、訓練していきたい。

  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/business_economy/communicationbymath/

    説明がわかりにくいといつも言われる、
    プレゼンの技術を上げたいと思っている、
    数字が苦手だと思っている。

    それらの内のいくつかに当てはまる人におすすめです。

  • 【★2】前半のフェルミ推定の話は面白かった。後半はそこまで内容は濃くはないが所々ためにはなる。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685835

  • 全体的に、わかりやすくまとめられていたのでよかった。
    ただし、個人的には後半だれてきたような気がする。
    気になった点を、まとめて記載しておく。

    ・ビジネス会話においては、相手にどのくらいと思わせないようにする必要がある。なぜなら、ミスコミニュケーションを生んだり、余計な会をしてしまったと、あまりいいことがないから。

    ・数学的な思考回路とは、
    定義すること
    比べること
    である。

    何かを明確に定義しておかないと、思考は始まらないから。
    また、何かと何かを比べるから数字が作られる。

    ・グラフを作る前には、何を伝えたいのかを先に決める。
    そして、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの役割を知って、必要なグラフを使う。役割とは、そのグラフを使って何を伝えたいのかと言うメッセージを込めることである。

    ・人は、大きく2つのタイプに分けられる。
    とにかく結論からタイプ
    まずは前提からタイプ

    相手に合った話のストーリーを組み立てることが大事。
    よく知らない相手の場合は、話をしていく中で、どちらのタイプかを見極め、話をしていく必要がある。

  • 本書は数学的コミュニケーションの提案書です。数字で大局を掴んだり、物事の優先順位を決めたり、メッセージを込めたグラフを作ったりする事でより相手との対話が取りやすく、倫理的に伝えやすくなると思います。

  • 顧客とのやり取りで商品の概算金額を伝えたり、プレゼンでの表・グラフの効果的な使い方等、基本的な事が丁寧に書かれている本です。サクッと読めちゃいますよ。

  • 理系の人を説得するのが苦手だと日頃から感じていたので、スマートな話し方は熟慮から生まれると考える文系人間としては待望のタイトルだった。文系には新鮮な内容。文系と理系をつなぐ哲学という分野がこういう話も取り込んでもっと豊かに実践的になるといいと思う。

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著者プロフィール

ビジネス数学教育家。
数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、延べ1万人以上を指導してきた社会人教育の専門家。
日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。
予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立し、コンサルティングファームや教育機関に講座を提供。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年には国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任。「ビジネス数学インストラクター制度」や「ビジネス教育大学」を設立し指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。
著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
BMコンサルティング株式会社 代表取締役

一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
ビジネス教育大学教授

「2022年 『説明がうまい人はやっている 「数学的」話し方トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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