1通のクレームから必ずヒット商品が生まれる

著者 : 大谷由里子

• アメーバブックス (2007年1月11日発売)

感想・レビュー・書評

[machinobuさんの感想 · 2010年5月12日]

著者は、吉本興業で故・横山やすし氏のマネージャーを勤めるなど、異色の経歴の持ち主です。
ビジネスの現場では、クレームは忌み嫌われますが、作者は、「クレーム転じて福となす」と言い切ります。

・魚に麻酔針？
・いつでもどこでもどんな理由でも返品ＯＫ？
・痛くない注射？
・左右別々、０．２５センチ刻みで選べる靴？
・米は洗って炊くのが当たり前？
などなど

すべてのものやサービスは、クレームをきっかけに新たにビジネスを飛躍させる原動力になる、との作者の強い思いが伝わってくる１冊です。

[manabuさんの感想 · 2007年9月13日]

タイトル衝動買い！仕事上クレームって言葉には弱いんだよね〜。必ずってホンとか〜？

[mac550さんの感想 · 2007年4月27日]

ボヤキ＝クレームから生まれたヒット事例を集めた本。そこに‘愛’を感じられるかどうかがポイントになりますよね。図書館予約数は2（07/04/27現在）です。

[たろお//さんの感想 · 2007年2月13日]

クレームを新しい商品やサービスにつながることを実例を交えながら書かれている。

著者プロフィール

奈良県生まれ。

（有）志縁塾代表取締役

京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。横山やすしのマネージャーを務めながら、宮川大助・花子、岩井小づえ・みどりを売り出す。23歳の時には「花王名人劇場」のプロデューサーを任されるなど、「伝説の女マネージャー」として知られている。

2003年3月、有限会社志縁塾（しえんじゅく）を設立。2005年にスタートした【講師塾】には、オリンピックのメダリストや元Jリーガー、教師、経営者、人事担当者、労働組合の執行部、士業、デザイナー、政治家など、その受講者は、2,000人を超える。

2016年3月、法政大学大学院・政策創造研究科、政策創造専攻　修士課程修了。

「最新版はじめて講師を頼まれたら読む本」（KADOKAWA）　「また会いたい！と思われる人になる」（WAVE出版）　「ごきげんで生きる48の方法」（朝日新聞出版）など多数。

「2022年 『新装版　元気セラピー　読むだけでやる気になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」