新しい理系キャリアの教科書―30代・理系人間は知財を武器に勝ち残れ

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著者 : 廣田浩一
  • 幻冬舎メディアコンサルティング (2010年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344997400

新しい理系キャリアの教科書―30代・理系人間は知財を武器に勝ち残れの感想・レビュー・書評

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  • 理系キャリアの本で、知財(特許や著作権などなど)について書かれています。
    前半部分で知財がなぜ必要かについて、後半部分で知財についての具体例が述べられています。
    著者が製薬メーカーに勤めていたらしいので、製薬に関連した話が多く見られました。
    「新しい理系キャリアの教科書」というタイトルにしては、知財のことしか書かれてなく(サブタイトルで「30代・理系人間は知財を武器に勝ち残れ」とありますが)、少し物足りませんでした。

  • 目次
    プロローグ 一生理系の仕事をしたい人へ 

    ●STEP1 戦略を立てる

    第1章 二〇世紀型モノづくり大国の終焉
     1 モノづくり大国から、知財立国への道のり
     2 公開して権利化するか、それとも秘密にするか
     3 オープンイノベーションの重要性が求められている
     4 日本が知財戦略で遅れをとった三つの理由とは
     5 日本はもはや、アジアで特別な国とはいえない
     6 プロセスイノベーションからプロダクトイノベーションへ
     7 空中戦やゲリラ戦に対応するための武器を磨くべきだ
     8 いまだに終わっていない、技術の棚卸し、集中と選択

    第2章 これからの理系のキャリアには「知財力」が必要だ
     1 知財部は、今や製造業において重要な司令塔
     2 研究開発者が突き当たる"30歳の壁"とは
     3 特許戦略立案に代表される知財戦略の醍醐味とは
     4 知財力で差がつく技術の応用力、新コンセプトの発想力
     5 特許権侵害訴訟というリスクに立ち向かえるか
     6 キルビー特許で話題となったサブマリン特許の存在
     7 失敗を成功と思える人材こそが、出世する時代がやってきた
     8 社内弁理士急増中。誰もが注目する知財力

    ●STEP2 武器を手に入れる
    第3章 知財=IPとは何か?
     1 さまざまな可能性がある"特許"と呼ばれる権利
     2 知的財産法はどのように分類されているのか
     3 特許権を取得する5つの意義
     4 特許を取得するための7つの条件
     5 特許を受けるに足る出願を行うためには
     6 特許請求の範囲を記載する際のポイントは何か
     7 明細書と図面に要求されるポイントは何か
     8 職務発明は研究者自身にも大切な知識だ
     9 海外での特許の取得に関する基礎知識
     10 特許権の侵害の種類と攻撃方法について
     11 「実用新案権」は実体審査を伴わずにすばやく取得できる知財権
     12 物品のデザインを守る「意匠権」も大切な知的財産
     13 ブランドの象徴としてのロゴマークを守る「商標権」
     14 「不正競争」とされる、9つの類型グループ
     15 コンテンツなどの文化的価値物を守る「著作権」とは

    第4章 知財戦略の最前線―10の実例に学べ
     1 製薬メーカーによるライフサイクル・マネジメントとは
     2 どのように権利化するかで、権利の効力はこんなにも違う
     3 自社技術保護だけでなく、他社けん制も重要なテーマ
     4 知財部スタッフには、国語力も応用力も要求される
     5 自社製品のユーザーも保護するための特許戦略とは
     6 「異分野融合」を牽引する企業が勝つ
     7 「社会貢献でブランド力向上、収入にもなる」も夢ではない
     8 標準化、パッケージ・ライセンスではまさに知財力が試される
     9 思わぬものが特許として抑えられてしまうと
     10 中小企業にも特許戦略はますます必要になる

    ●STEP3 武装する
    第5章 知財力を「今すぐ」獲得せよ!
     1 知財検定からスタートするのが得策
     2 知財検定の受験資格と試験概要はこうなっている
     3 知財は常にキャッチアップが大切なスキル
     4 最新情報を踏まえた実務家のためのセミナーのメリット
     5 実務に役立つ知財力を磨くための方法論とは
     6 知財でも、忘れてならないのが人脈づくり

    エピローグ 知財部スタッフに求めたいリーダーシップのあり方

    どこかで聞いた話ばかり。
    本書の流れはこんな感じ。
    日本はモノづくり大国といわれてきた(自称してきた?)が、主にプロセスに長けていただけで、プロダクトイノベーションに長けていなかった。さらに現在では人件費の差などから諸外国に苦戦している。そこでこれからは知財が必要だ!と主張。
    しかし肝心の中身についてが常識レベルで、最後のほうでは、検定うけてセミナーに参加しよう!というお決まりのパターン。
    誰を対象としているのか良く分からないが、知財に興味ある人のなかで知財について全く知らないという人が対象なんかな(いるのか?)。

  • 研究開発職のキャリアパスの一例と知財とその活かし方の半々で本書は構成されている。
    研究者のままかそれともマネジャーに転身するかという岐路に立たされてる20代後半の研究開発職が主な読者の対象になっているが、むしろ自分の将来を考えようとしている理系大学生・高校生に是非読んで欲しい一冊。

  • 主題と副題が逆なら納得できる内容。
    しかし、「理系キャリアの教科書」と銘打った本でありながら、中盤以降は知財に関する法律等の話しか無く、主題の内容を期待して購入すると期待はずれに終わると思います。

  • 最近、googleにおいても騒がれている知的財産。エンジニアとして知財の知識の必要性が今後高まるであろう技術力+英語+知財力 一つのキャリアパスが見えてきた。 今は自分の社内でも知財については話題になっているから、勉強の一つに入れる

  • 日本の知財について。これから日本の企業が直面している問題とその解決に向けてどういったことに注意を当てていかないといけないか。(しっかりビジネスということを考えて、損をしないように特許申請のときの文章を考えたり、情報漏らしてもよい範囲をしっかり見極めたり)

  • 著者は,これからのメーカーにとって,「知財戦略」が重要であると説く.それは,間違いないだろう...
    しかし,本著の目的が,どうも知財関連の資格受験を推奨し,勉強セミナーへの参加を促す宣伝であるように感じる.
    もちろん学べる点は多々あるが,タイトルに惹かれて購入すると,いささか期待外れという可能性も.

  • いいものを作っても売れない時代。
    多くの電化製品はコモディティ化されていて、価格競争になっている。
    (この間のロジックがいまいちよくわからないですが、)
    そんな中、価値のある技術やノウハウを守っていくことが重要となる。
    それを守ることができるのは、知財力だ。
    だから、理系のみなさん、知財力を磨きましょう。という本。

    たぶん、家電屋さんに勤めてる人は、特許の重要性とかよくわかっているんやと思う。ライセンス料とか、規格とか。
    残念ながら、理系の会社でありながら、うちの会社では全くそういうことを意識しない。

    だから、考えてみようと思った。
    この本で得たことは、全然、こういうこと知らないし、会社にいる周りの人もたぶん知らないけど、重要っぽい!ということ。
    もともとデザインとかに興味があって、そこでも知財権がどうのこうのっていう話がよく出てきてたから、そういうところもあり、知財に興味を持つきっかけになった。

    ちなみに、この本によると、日本は職人国家らしい。
    だから、安く高品質のものを今まで作ってきた。
    しかし、職人は、高品質のサービスを提供できるだろうか。
    高品質のものは作れるだろうが。
    また別の話だが、ちょっと気になったので書いておきたい。

    本の後半は、題名と違い、知財権の説明だった。

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    他の人のレビュー
    http://houmu-net.blog.so-net.ne.jp/2010-07-06
    http://shimarinco.jugem.jp/?month=201007
    http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032443991&Action_id=121&Sza_id=C0

    表紙のデザイナーさん
    http://suyamanatsuki.polka3.com/2010/06/post-46.html

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新しい理系キャリアの教科書―30代・理系人間は知財を武器に勝ち残れはこんな本です

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