- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344997486
感想・レビュー・書評
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著者が関心を持つ12の事柄について、団塊ジュニアに優しく説く。
藤原さんの本を詠むと、そのキラキラとした生き方に憧れると同時に、人生を充実させるための惜しまない努力に感心させられます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◆本からの抜粋◆
幸福とは金持ちになることでも、モノ持ちになることでも、情報通になることでもない・・・とにかく試行錯誤でいいから「正解主義」じゃなくて「修正主義」で行動しながら経験を積んでいくこと。
不動産でも株でも車でも絵画でもそれらを購入して自分自身や家族の幸せに結びつけようとするとき、「物語」が生まれる方へ生まれる方へ動くことが大事。
人生の豊かさとは、「いかに会話を豊かにするか」ということ。そのためには、衣食住遊学働真善美老病欲怒哀楽のすべての場で経験を積み、試行錯誤の中で語彙を深めることが必要。まず一歩踏み出してから「修正主義」で直していけばよい。大事なのはある期間の中でどれだけ進化・成長したか。
◆本から得た気づきと今後の行動指針◆
正解主義で正解を追い求めるのではなく、まずは一方踏み出して修正しながらいろいろな人生を経験していくことが大事だということ。 -
幸せや成功の定義の捉え直すタイミングで手にした一冊。ダイヤモンド・アップルの図を実際に書きながら、改めて今の自分の状態を考える。何が重要か優先順位を見直すきっかけになり、すとんと落ちた。衣食住>遊学働...さて、りんごをいかに横に広げられるか。
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人生を体系的に示し、その考え方がためになりました。
「事なかれ主義より事あれ主義」ですね。
ただ、少し余分なページも多いように感じた。 -
期待していた程ではなかったが、いくつか参考になる点があった。子育ての手法に正解はない!才能の発揮には親よりも時代とコミュニティの影響が強く作用!結婚は毎日毎日無限のベクトル合わせ、修正主義の研修!初対面の印象が悪かった場合、リカバリーには100倍の努力が必要!ありもしない正解を導くために100回の会議を重ねるより、やってしまって100回修正していった方が良い!
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「35歳の教科書」を実践に落とし込んだ本。
内容が拡散しすぎていたような。
著者が教育に携わっている方だけあって、
子育てに関する項は非常に参考になる。
「事なかれ主義」は個人の自立を妨げる。
私立に入れば幸せになれるのか、は常々疑問に思ってたこと。 -
仕事だけでなく、家の買い方、宗教、教育、アートの楽しみ方etc.生き方について著者の哲学を解説。仕事以外のコミュニティーに属して自分の世界を広げることが、これからの「成熟社会」にとって大切とのこと。
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p.91
「親が壁をつくらない子供は『
公共心』が欠如する
p.121「情報があり過ぎると、人間は、決断を躊躇する傾向が強くなってしまうからです。」
p152
「小中学校の児童・生徒一人あたり100万円の税金がかかっている。
学校では年間に約1000コマの授業をしますから、
時間割1コマ当たり一人1000円のコストがかかっていることになるんです。」