一年で黒字を実現する 赤字企業再建術

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344997769

感想・レビュー・書評

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  • 赤字企業は、4社に3社の割合だそうです。その数字にも驚きましたが、それをわずか1年で再建できるというのも驚きです。ほんとうにそんなことができるのかと興味本位に読んでみましたが、コンサルタントである著者には、指導先の97%を1年以内に黒字化させたという実績があるようです。
    でも、この本を読んだからといって、どんな企業もすぐ黒字に転化するなんてことは考えられません。そんなことができたなら、我が国の未来はウハウハなんだけど・・・。経営って、多くのことを学び、ひたすら真面目に、根気よく、あたりまえのことをあたりまえに、基本に忠実に、仕事に励み、奉仕し、何が何でも、とにかく続けることが大切みたいですネ。ホント経営ってタイヘンそぉ。経営者の皆さんに、思わず同情してしまいますぅ。


    べそかきアルルカンの詩的日常  http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • 以前に返済交渉がうまくいく返済猶予術を書いた椢原浩一氏が書いた2作目。前作に劣らず、わかりやすく歯切れの良い文章である。
    今度は、いかに経営を立て直していくのかという手法やマインドなどの記載。著者の知識の造詣をうかがわせる作品である。

  • 売上-経費=利益であって,経費+利益=売上ではない。この感覚は大切。だから経費節減して限界利益率を下げることが第一。その後に売上アップが来る。USP,リスクリバーサル,セールスステップ,AMTUL,SPIN法などのありふれた営業ツールも,ここまでの流れの中では,名称だけが記憶に残るのではなく,愚直な一手と読める。そして,最小の社会たる社員のために会社を経営するという意識は,社員を巻き込む大きな力になる。当たり前のことしか書いていないけど,骨太の筋の通った一冊で好感が持てます。

  • 中小企業を中心に、経営コンサルとして多くの会社の黒字化に成功してきた著者のノウハウ。小手先のテクニックも紹介されていますが、何よりも中小企業を建て直し、日本全体も活気付けていくために、清い経営を目指しておられるのがわかります。

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