ニュースに学ぶ特許戦略 (経営者新書 27)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 41
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344998636

感想・レビュー・書評

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  • 使えるかな?!っと思って期待して購入してみたが、全く裏切られた。タイトルに沿っていたのは第一章だけ。あとは趣旨違い。特に第二章は全く要らない。情報も浅く、知らないネタがなく得られるものがない。駄作。

  • 最初のうちは知っていることばかりでななめ読みしていたが、P169の料金表やP175の戦略決定プロセスなどは大変ためになった。

  • 特許法について大学で学びましたが、実際の現場における必要なやり方等、授業だけでは学べないことが書いてあって良かったと感じました。

  • 視点が偏っている
    入門編、知っていることばかり
    自分には合わなかった

  • アップルとサムスンの一連の訴訟を入口として、特許戦略や弁理士のあるべき姿を説く本。アップル、サムスンの訴訟については、私が今まで偏った見方をしていたかなと反省させられた。
    特許制度について、弁理士を目指す私には前知識はあるが、わかりやすく紹介してあると感じた。弁理士の勉強を続けるにあたってモチベーションにもなる。

  • 特許について弁理士の著者が書いた入門本。自身には前提となる基礎知識があり、読みやすかった。鉛筆を例に挙げ、特許申請方法を具体的に説明していた点は非常にわかりやすかった。仮に黒鉛を6角形の棒で被ったものと記述した場合、色鉛筆(芯が黒鉛ではなく脂性)は特許の侵害にはならない。したがって、1つの特許に汎用性をもたせられるような別の方法で記述する必要がある。これこそが質の高い特許であり、それを実現するのが弁理士の役割だと著者は主張する。本書では敢えて特許申請しないという作戦も紹介されていた。例えばコーラの配合法は特許申請されていないそうだ。主な理由は技術が公開されてしまうことから避けるためである。特許は申請1年半後に一般公開される。公開により技術を模倣されかねない。仮に特許公開していなく、別会社が同内容を特許申請したとしても先使用権が認められれば別会社の特許は無効になる。ゆえにコーラは特許申請を敢えてしていないそうだ。特許戦略を駆使すると企業が大儲けできる可能性を秘めているのは昨今のサムソンとアップルの事例より明らかである。今後も特許の動向から目が離せない。

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