カナダの時代がはじまっている。米加自由貿易協定を結んだカナダが、日本を向きはじめた。その歴史・経済・政治を生き生きと描く。
1931-2015。フランス文学者、翻訳家、東京外国語大学名誉教授。東京大学教養学部大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。1971-72年パリ第七大学講師。1986-88年パリ国際大学都市日本館館長。著書に『ヴァルボワまで 現代文学へのオベリスク』。訳書にマルグリット・ユルスナール『黒の過程』『流れる水のように』『目を見開いて』『世界の迷路Ⅰ 追悼のしおり』、クロード・シモン『歴史』、フィリップ・ソレルス『公園』『ドラマ』『黄金の百合』『ゆるぎなき心』、ジョージ・D・ペインター『マルセル・プルースト――伝記』、ヴァレリー・ラルボー『罰せられざる悪徳・読書』『幼なごころ』、ロラン・バルト『作家ソレルス』(共訳)、スーザン・ソンタグ『アルトーへのアプローチ』ほか多数。 「2017年 『アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」