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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378014951
感想・レビュー・書評
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アイルランドの農家の娘サリーの青春を描いた三部作の最終話。
19歳のサリーが都会で働き、見聞を広め、決断したこと。
ドキュメンタリーのような読後感。当時、こういう境遇で、このように生きた女性がいたんだろうなと思わされる。
ラストの決断の後も、サリーはたくましく、生き生きと、悩みながらも生き抜いたんだろうなと思うと心にポッとあかりが灯ったような気持ちに。 -
なんというとりとめのなさ! いきあたりばったりに、これといった決め手もなく人生の決断をしてゆくように見えるサリー。妹のケイティのエピソードの方が、よほどドラマチックです。でも実際平凡な女の子の人生って今も昔もこういうものかもしれません。予定調和な今どきの日本の小説を読んでる人がこれを読んだら、どう思うか知りたいところ。
アイルランドの都会と田舎、どちらも生き生きと描かれています。
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