わたしのカラス研究 (やさしい科学)

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著者 : 柴田佳秀
  • さえら書房 (2006年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784378038971

わたしのカラス研究 (やさしい科学)の感想・レビュー・書評

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  • 私の住んでるところでは、夕方4時、「夕焼け小焼け」(♪カラスと一緒に帰りましょう)の曲が流れます(^-^) カラスは今は嫌いな鳥の第1位だそうですが、長い歴史の中ではそうではなかったんでしょうね。清少納言の「枕草子」にも登場します。「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさえあはれなり。」と(^-^)

  • 身近にいながらとんとわからないカラス,誰も大して興味も示さないので研究例も少ないという.そんなカラスに焦点を当てた一冊.
    クチバシの太いハシブトガラス,出っ張ってるおでことカーカーと澄んだ声で鳴く,英語ではジャングルクロウといい森で暮らすカラスという意味.
    ハシボソガラスはその名の通りくちばしが細い(もちろんハシブトと比較して),英語ではキャリーオンクロウといい死肉を食べるという意味だが,実際は植物質のものばかり食べている,開けたところに住み知的行動をとるのはこちら,ガーガーとしわがれた声で身をかがめ頭を上下しながら鳴く.
    カラスは脂身を好んで食べるが,食べ物の判別方法はもっぱら視認.中身がわかるようにとゴミ袋が透明になったがために餌を容易に発見でき食べ物にありつけるようになったため個体数が増えたのではないか,という説も.
    朝方は繁華街で食事,昼間は緑のある公園などで過ごし,夜は木の多い塒(ねぐら)へ.
    繁殖期は3~8月,二羽でいると相互に羽繕いしているのはつがいで求愛行動の一つ.
    針金は巣作りに大人気でしっかりとさせるために外側に使用される,内側はシュロや動物の毛など柔らかいもので構成される.
    巣立ちは巣から枝に移りまた巣に戻るを繰り返し,徐々に遠くまで離れるようになる.
    人が襲われるのは主に繁殖期だが,人を襲っているのではなく,ヒナを人から守ることが目的のため,集団で襲ってくるわけではなく1,2羽で,先に威嚇行動しそれでもダメなら実際に蹴るなどの行為を行う,カラスにとって人間は怖い存在なので,前からはやってこず必ず後ろから後頭部めがけて蹴りに来る.
    自動車にクルミを轢かせて割るなどは有名だが,ニューカレドニアガラスは枝を使いカミキリムシの幼虫を誘い出して捕ったり,特定の石の上の特定の枝を使い,それを照準器としてクルミなどを割る行為が確認されている.
    石鹸を盗むカラスが確認されたが,どうやら脂分をとるためらしい.
    ヤタガラスに代表されるように,かつてはカラスは嫌がられる存在ではなかったはずが,いつの間にか人間に忌み嫌われるようになり,受難の時代を迎えている.

  • カラスの研究があまり進んでいないというのは興味深い。

  • テレビ番組を作っている著者が、都内で問題になってきたカラスを番組で取り上げ、その取材の中からわかった事を本にまとめてある。研究者と違ってデータの少なさは否めないが、素人が調べるってこういうレベルですし、当時、その専門家がいなかったようなのです。

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