天皇制と部落差別: 部落差別は今なぜあるのか (三一新書 1022)

著者 :
  • 三一書房
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本棚登録 : 18
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784380900129

感想・レビュー・書評

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  • 積読状態だったのを読みはじめてわかったけど、これは良い本だ。
    もっと新しい版のが図書館にあるので、それを読むことにする。

  • 【2013.08.08 再読】
    「貴あれば賤あり」(松本治一郎の言葉)
    を史実に基づき理論的に明らかにしている書。

    上杉先生の丁寧な研究が反映されており、
    読んでいて当時の様子がリアルに浮かんでくる。

    日本が古くから持っている慣習と、
    日本が発展していく過程で取り入れられた制度が、
    現在の矛盾を産み、そして育み続けているんだということがよくわかった。

    読んでスッキリというのではなく、
    読んでしまったからこそ、何らかの形で動き出さないと・・・
    と奮い立たされる思いでいっぱいである。

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著者プロフィール

1947年生れ。大阪市立大学人権問題研究センター特任教授をへて、じんけんSCHOLA共同代表。主な著書に『これでわかった! 部落の歴史』『これでなっとく! 部落の歴史』『明治維新と賤民廃止令』『部落を襲った一揆』(いずれも解放出版社)など。

「2024年 『豊かな部落史の学びのために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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