アフリカ系アメリカ人

著者 : ウォルター・ディーンマイヤーズ 石松久幸

• 三一書房 (1998年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

アフリカ系アメリカ人が完全な市民権を得るための、そしてアメリカン・ドリームである生命と自由と幸福を追求することのできる社会を作るための、決意の物語。

感想・レビュー・書評

[s0910136さんの感想 · 2010年1月16日]

この本はアフリカ系アメリカ人の差別を題材にした本です。アフリカ人が奴隷として連れてこられた経緯とその後の生活について詳しく書かれていました。そのことに関する記述を読んで、同じ人間にこんなことするなんて恐ろしいと思いました。
他にも、特に差別がひどかった時代に自分だって才能や力があるんだと証明するために努力して芸術家や研究家になっていったアフリカ系アメリカ人がいることを知りました。一般的に有名なキング牧師だけでなく様々な人たちが様々な手段で差別に立ち向かっていたんだなと思いました。