冷蔵庫との対話: アクセル・ハッケ傑作集

  • 三修社
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本棚登録 : 75
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784384040388

感想・レビュー・書評

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  • 積読柱の一番下から引っ張り出しました。ミヒャエル・ゾーバの絵とのコラボで有名なアクセル・ハッケ氏の短篇集。妻のパオラと息子のルイスとの日常が、非現実的にえがかれています。話し仲間はなんと冷蔵庫。谷川俊太郎さんの詩を思い出します。こんなにコミカルなお話もかけるんだなと。ちょこっとずつ読むのに最適な一冊です。

  • 著者の日常を描いたエッセイ。家族とのやりとりがコメディじみていたり、空想が混じっていたり、最初は小説かと思った。さすが『ちいさなちいさな王様』や『僕が神さまと過ごした日々』を書いた作家だけある。IT革命の恩恵に翻弄されている姿や、冷蔵庫兼友人“ボッシュ”と対話している様子が好き。想像すると、微笑ましくも奇妙。ユーモアの中に狂気が垣間見えて、一筋縄ではいかない感じがとてもよかった。

  • 読もうと思っても、どうしても進まなかった。ハッケの日常を描いているエッセイなのに。。原文で読むべきなんだろうな。よし、次はドイツ語で!!

  • 「読書中」

  • 『ちいさなちいさな王様』で有名なアクセルハッケのエッセイ集。独り言を言って何に対しても愚痴っている、ウチのダンナと似てるので笑えた。

  • ☆☆☆☆☆

  • 筆者の頭の中で回っていることが、表紙の絵にも表れているような・・・
    一見なんの変哲もない日常生活のなかの、ヘンチクリン(?)さを教えてくれる。

  • タイトルにそそられ、ふと手にとってみた。

    エッセイかコラムか、単なるおっさんのぼやきなのか・・・?
    軽妙なる文章でつづられた著者のダメっぷりに思わず吹き出す。
    ちょっとくたびれたオトナに読んでもらいたい。

  • 妻や息子との対話を読むと、クスッと笑っちゃう。

  • 傑作集というだけあって、「傑作」です。日常のこんなこと、あんなことをハッケ氏の視点でブツブツ語る、そして冷蔵庫のボッシュはいつも電子レンジを嫌う、そんな本。
    この本を買う、ということはハッケが好きなんだと。値段ちょっと高いですから。

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著者プロフィール

1956年、ブラウンシュヴァイクに生まれる。南ドイツ新聞の記者を経て、2000年よりフリーの作家として独立。南ドイツ新聞の週刊マガジンのコラムニストも務める。著書に『ちいさなちいさな王様』『キリンと暮らす クジラと眠る』『冷蔵庫との対話 アクセル・ハッケ傑作集』『クマの名前は日曜日』『プラリネク』など。


「2019年 『僕が神さまと過ごした日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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