大学生のための日本語表現トレーニング スキルアップ編

制作 : 橋本 修 
  • 三省堂
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385363257

作品紹介・あらすじ

「テキスト」と「トレーニングシート」による2分冊スタイル。実際に役に立つ19の表現法と短時間でできる「基礎ドリル」。テキスト(導入)→トレーニングシート(課題)→テキスト(解説)による能動的学習。基礎的な「課題」から、発展的な複数の「課題」を用意。大切なことが一目で分かる「表現上のポイント」。見つけやすい、分かりやすい、移動マーク・学習マーク。

感想・レビュー・書評

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  • 実践編と同じく最低限必要な知識・ルールを確認できる良書だと感じた。

  • 筑波大学准教授、橋本修;卒業生、安部朋世,福嶋健伸の著。
    筑波大学の授業科目「国語Ⅰ」の教科書。
    悪い例のチョイスが絶妙!

    例題に答えてから解説(指南)を読むタイプの、ワークブックとテキストがセットになった参考書。悪い例と良い例を具体的に挙げ比較している。人との話し方や手紙の書き方から、レポートや卒業論文の取り組み方といった大学生特有のことまで、初歩の基本を取り上げる。
    どの項も簡潔にまとめているのが特長。一冊100ページ未満とけっこう薄い。1ページ1ページが見やすい構成になっていて評価できる。
    ただ表現の問題であり、自分の工夫が大事なところなので、決めつけや先入観を持たせるのは良くない。冒頭の「自己紹介」のやり方からして”良い例”が私には不服だ。グイグイ来過ぎてて引いてしまう紹介なのだ。興味を引くとの命題には最適解かもしれないが友達には…。悪い例のほうが謙虚な姿勢が見えて自分は友達になりたいと思う。その点、例題でまず考えさせるのはまだ良い所だが。
    内容やレベルで3段階のシリーズがある。本書は2段階目の「スキルアップ編」だが、これでもかなりの基礎レベルであり、人によっては1段階目を飛ばして初めから本書や次段階の書に取り組んでも良いかもしれない。

    目次
    1.自己紹介ー具体的に話そう
    2.大学でのノートのとり方─授業を再現できるノートをとろう
    3.敬語の基礎─基本ルールをマスターしよう
    4.確実な連絡メモ─5W1Hでチェックしよう
    5.メールの書き方─依頼メールの基本を学ぼう
    6.手紙の書き方─書式とマナーの基本を身につけよう
    7.説明のコツ─「全体→部分」の順で説明しよう
    8.大学生の調べ方1─インターネット・図書館で調べよう
    9.大学生の調べ方2─必要な文献を手に入れよう
    10.アンケートのとり方─アンケート用紙の3大要素をおさえよう
    11.資料の読みとり─表・図・グラフから情報を抽出しよう
    12.効果的なプレゼンテーション─レジュメ・視覚資料を作成しよう
    13.堅実なレポートの書き方1─具体的な手順を学ぼう
    14.堅実なレポートの書き方2─体裁を身につけよう
    15.卒業論文に向けて─研究計画を立てよう
    16.履歴書の作成─しっかりとした履歴書を書こう
    17.面接の受け方─質問内容を予想して準備しよう
    18.小論文の書き方─予め型を決めておこう
    19.エッセイ・ブログ─趣味的な文章の書き方を学ぼう

  • 展示期間終了後の配架場所は、開架図書(2階) 請求記号 810.7//H38

  • ドリル形式だし、手とり足取りだし、勉強しやすい。

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