漢字んな話

  • 三省堂
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本棚登録 : 26
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784385364476

作品紹介・あらすじ

漢字のウンチク落語で100話。読んで笑って漢字がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 知っているつもりになっていた漢字について、新しい発見があり、おもしろかった。
    漢字のこと、何にも知らなかった。
    ちょっとした隙間時間に、1話ずつ読み進めることができた。

  • 思っていた部首と違う漢字がたくさんあって参考になった。

  • 見開き2ページでひとつの漢字をとりあげ字源を解説
    ご隠居と熊、娘の咲の落語ふうかけあい、さいごに駄洒落で落とす

    字源解説は説文解字を中心に、白川漢字学にも(明示はしないが)言及

    2007年から2年分の朝日新聞連載を加筆・改稿して百話を収録したもの
    続編に『漢字んな話2』2012年刊

  • 扱う漢字はごくごく平凡平易なものばかり。漢字が持っている基本、成り立ちを熊さんとご隠居の軽妙なやりとりで学ぶ。やりとりがかったるければ結論的な太字のところを読んでいくだけでもいい。トリビアな驚きを随所に発見できる。一文字目は「咲く」。植物なのに口偏。由来が花笑うだからという。日本人らしい雅趣がそこはかとなく伝わってくる。そんなこんなで100文字以上の文字が並ぶ。どの文字も見開き2ページでしっかり述べており印象深く脳裏に焼き付けることができる。目次には一文字一文字の漢字が要約つきで列挙されており、いつでも気軽におさらいができるのもイイ。

  • 朝日新聞大阪本社編集局校閲センターにお勤めの方二人~熊さんとご隠居と咲が漢字の話で落語のような世界(小話より長く)を作る~字源には様々なものがあって,金文や甲骨が元になっているような,なっていないような・・・蘊蓄が傾きすぎていて(というのも漢和辞典編集者の円満寺二郎氏が加わっているから,ややこしくなる。真相は藪の中なのだろうが,よく新聞に連載したねぇ・・・毎日読んでいても気がついていないけど!

  • 2010.01.17 朝日新聞に紹介されました。
    朝日新聞夕刊の連載が1冊の本になったようです。
    漢字のうんちくを落語風に語っているようです。

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著者プロフィール

前田安正(まえだ・やすまさ)

未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。
早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。
「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。
主な著書に、『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎)、『3行しか書けない人のための文章教室』『ヤバいほど日本語知らないんだけど』(以上、朝日新聞出版)、『ほめ本』(ぱる出版)、『使える!用字用語辞典』(共著・三省堂)など、文章作法、ことばに関する書籍は累計30万部を超えている。

「2022年 『「残念な文章」が明らかによくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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