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- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784385366029
作品紹介・あらすじ
テクニカルコミュニケーション=専門的な知識や情報をわかりやすく伝えるための技術を研究・実践する分野。ノウハウだけではなく、理論的側面、現状の記述、社会における位置づけ、歴史などを含めて包括的にTCを扱った。
感想・レビュー・書評
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TC(テクニカルコミュニケーション)という概念全般について解説されている。
もう少し平易なものかと思っていたが、かなり専門的で難解である。 -
テクニカルコミュニケーションとは何であるか?についての解説書のはずであるのだが、どちらかと言えば言語学に関する内容が大勢を占めており、テクニカルコミュニケーションの本を読んでいるという感じはしなかった。また、著者がメーカ勤務時代にマニュアルを担当していたということもあり、それを軸に論を展開するのは自然な流れであるが、テクニカルコミュニケーションがマニュアル以外にも適用される物であるという定義に照らし合わせればマニュアルに偏り過ぎな印象も受けた。ただ、「分かりやすさ」と「分かりにくさ」がどういうものであるかの分析は興味深かった。
テクニカルコミュニケーションという概念やその適用領域、方法論がまだ完全に定まっているわけではないので、テクニカルコミュニケーションそのものよりもそれを支える周辺知識の側を取り上げざるをえないことは理解できるが、テクニカルコミュニケーションを広めたいという意図があるのであれば、それを軸にした構成とするべきだったように思う。
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