虚空の眼 (サンリオSF文庫 3-R)

  • サンリオ
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784387860877

感想・レビュー・書評

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  • 勢い一本で書き上げた感が凄い作品。現在のSFでは使い古されたとはいえ、当時としては斬新であろう設定や展開は流石だが、ご都合主義とぶっ飛び展開、シュールな笑いが混在したカオスな作品となっている。

    これは映画より、コミック化した方が映えるだろうなあ…と途中から思ってしまった。漫画ならばこの急展開や不自然さが気にならないと思う。ジョジョ7部初期の頃の絵柄で荒木飛呂彦先生に描いてほしい。

  • 突然、非現実世界に放り込まれて翻弄されるけれど、最後には脱出に成功して現実に戻ってくるところが、後年のディックの小説の主人公と違うところ。これも、結末は前向きで明るい。巻末に収録されているブライアン・オールディスの文章は、ディックを追悼するために書かれたもののようだ。大瀧啓裕訳。1986年7月15日発行。定価580円。
    収録作品:「虚空の眼」、「フィリップ・K・ディック――まったく新しい未解決の問題」(ブライアン・オールディス)

  • 075.初、並、カバスレ、小口黄ばみ、帯なし。
    2009.11/25.阿倉川BF.

  • 2008/12/19 購入
    2008/12/31 読了 ★★
    2014/03/05 読了

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