- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784387900788
感想・レビュー・書評
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図書館のリュースコーナーにて発見した時、
谷川俊太郎編、の印字に心ときめいた。♪
だが、
レジの人。
「この本、いくらにすればいい?」隣の人に尋ね、
「詩集だから20円でいいよ。」の言葉に
何故か、心が痛んだ。
いい本を安く手に入れたい為に、ブクオフやリュースコーナーを回っているのに、
それなりの値段がついていないと、ガッカリすると言う、
自分の心なのに、もはや意味不明。。。
意味不明、と言えば、
「愛」
も、良くわからない。
不明で不滅のテーマだけに、
詩集のなかでは様々な言葉が飛び交っていて大変面白かった。
私が一番好きだな~と、思ったのが
L・ヒューズって人の詩。
みんな、言っておくがな
生まれる、ってな、つらいし
死ぬ、ってみすぼらしいよ
んだから、掴まえろよ
ちっとばかし 愛するってのを
その間にな -
高校生の時、地元にあった二つの意味で潰れそうな古本屋でこの本の文庫版を買った。それ以来、雨の日も鞄の中に入れてたのでボロボロになっている。とにかく名訳揃いのアンソロジーで、ライトヴァースとも呼べる平易な言葉で素晴らしい愛の詩がうたわれている。10代後半の頃の僕の感性にどれだけ影響を与えたか計り知れない。
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美味しいところを集めてあるね。
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谷川さんが選んだ71の愛の詩集。
どれもきゅんとしなかったし重たかった。
世の男性ってこんなにロマンチストなのかしら。
でも言われてみたいよね、実際。
「友達のログ」からブクログ仲間さん経由で花丸したら、またまたMOTOさんで驚きました。連続コメント失礼します。
>いい本を...
「友達のログ」からブクログ仲間さん経由で花丸したら、またまたMOTOさんで驚きました。連続コメント失礼します。
>いい本を安く手に入れたい為に、ブクオフやリュースコーナーを回っているのに、
それなりの値段がついていないと、ガッカリすると言う、
その気持ち、ものすごくわかります。
『愛の詩集』タイトルが直球でいいですね。
「谷川俊太郎編」でなければ、こんな豪速球、自信を持って投げられませんよ。
読みたい本が増えました。
そして、MOTOさんのレビューをもっと読みたいです。
いえいえ、嬉しいコメントをありがとうございます。
『愛の詩集』
何も包まず差し出されたタイトルでしたが、逆に新鮮な感じ...
いえいえ、嬉しいコメントをありがとうございます。
『愛の詩集』
何も包まず差し出されたタイトルでしたが、逆に新鮮な感じがしましたよ♪
収められた詩を読んで、更に納得…。
谷川俊太郎さんの
「いつも切り離されているものをひとつに戻そうとする事が詩の試み…」
との言葉に感銘を受け、私も、もっと真っ直ぐ向き合いたいな…。いろいろな(モノ)と…。
なんて、漠然すぎますが(笑
モノの見方がちょっと変わって見えてくる(詩)も、なかなか面白いものですよ。^^♪