電報配達人がやってくる

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著者 : 谷山浩子
  • サンリオ (1992年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784387922872

電報配達人がやってくるの感想・レビュー・書評

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  • サンリオのファンタジーなのに、とても怖い上質なミステリーみたいな感じ。
    始まりと終わりの物語、終わりと始まりの物語、そして終わらない物語、始まり続ける物語。
    オチまでいくとすごくぞっとする。
    ホラーやグロ的な意味での「怖さ」はまったくないけど、「時間」や「夢」といったものの「怖さ」がふんだんに詰め込まれたお話。
    好き嫌いは分かれると思うので、「対比」「始まりと終わり」「鏡」「夢」「時間」「迷路」などのキーワードがタイプな人にはおすすめ。
    絶版なので、図書館か古本屋さんで。

  • ある夜、「会いたい、、待っている」という電報を受け取る主人公の女性。
    差出人は心当たりがないのに、一方でとてもよく知っているような気がする。
    きっと、自分にとって大切な「誰か」であるに違いない。
    電報を手がかりに待ち合わせ場所へ向かう。
    少しの差で会うこと叶わずすれ違ってしまう。
    再び届く彼からのメッセージ。そして、彼女はまた彼を追う。
    すれ違い続けても、彼の残像を追い続ける主人公。
    次第に見知らぬ彼への愛しさが募っていく。
    けれども、、ふたりは出会うことがない、出会うことが出来ない。
    永遠の片思い。

    不思議な設定、不可思議な世界ですが、女の子の恋愛そのものだと思いました。
    見も知らない誰かを、運命の人だと思って好きになれるのは、女の子の特技じゃないでしょうか。

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