ベッカライ・ビオブロートのパン

  • 22人登録
  • 4.25評価
    • (2)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 松崎太
  • 柴田書店 (2014年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784388061945

ベッカライ・ビオブロートのパンの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  •  友人に勧められて読んだ本。
     オーガニック愛好家の間では有名なパン屋さんなのだそう。パンの美味しさはもちろん、働き方も注目を集める要因のひとつ。普通パン屋さんといえば長時間労働が当たり前だけど、著者である松崎さんは午前中に仕事を済ませて、午後にはもうお店にいない。そこには、たくさんの工夫と研究があった。
     いちばん見習いたいと感じたのは、社会通念にとらわれず、自分の感覚を信じて、修行と研究を行ってきた姿勢と心の強さ。
     友人の言うとおり、パン職人に限らず、何かを始めたばかりの人や成長したい人には、心の支えになったり、ヒントをもらえたりする本だと思う。よくあるチープな自己啓発本よりも断然おすすめ。

  • 私の知っているなかで一番美味しいと思うパンを焼くひとの本。
    実際にパン屋の店頭で著者のサイン本を購入。
    全編パンの話なのだが、何故か涙が溢れてくる。色々な仕事や生き方に置き換えられる、葛藤を乗り越える情熱の話だと感じた。パンの話で泣けるとは!

  • 前半にドイツの修行時代の話。
    後半に店を持ってのこだわりと実践。

    さて、レシピは2つ。
    でも誰も真似ができない。
    なぜって、ドイツ時代に培った
    バイオや小麦や製法のこだわりの深さに
    同じつくりかたをしても
    無理だとさとる。小麦の製法から違う。

    いやぁ。深い。ドイツパンと自分の理想との狭間を捜し模索し続ける姿に脱帽。

    小さな店だから自分の出来る範囲でパンを焼く。
    今は模索の時代かもしれない。

    それが突き抜けたらぜひ
    あなたのパンを愛してやまない人々のために
    後に続く人を作ってほしいと思う。

全3件中 1 - 3件を表示

松崎太の作品

ベッカライ・ビオブロートのパンの作品紹介

兵庫県芦屋にある「ベッカライ・ビオブロート」。
ドイツ語でベッカライは「ベーカリー」、ビオは「バイオ」、ブロートは「ブレッド」のこと。
ドイツで製パンを学んだ松崎太さんが、オーガニックの材料を使ってパンを作り、販売する店だ。
店に並ぶパンは全部で17種類(生地は4種類)で、そのほとんどが全粒粉100%のパン。
粉は毎日、必要なぶんを原麦から石臼で挽いている──そんな独自の店を営む著者が、
どのようにしてパンの道に入り、ドイツでマイスターとなり、自分の店を開いたのか。
全粒粉パンにたどりついた背景や、原材料、製法、窯などに関する試行錯誤、
仕事への向き合い方などをじっくり綴ったモノローグ。

ベッカライ・ビオブロートのパンはこんな本です

ツイートする