作品紹介・あらすじ
世界で一番ハッピーなベジタリアンが住むところ、といわれる南イタリア。
だから、野菜料理のあらゆるディテールに知恵があり、美味とはかくあるべしというポリシーがある。それをプロ料理人の視点で紹介するのが本書。
ナポリを中心とする伝統料理のほか、現代のレストラン的な展開にもアプローチ。
レシピだけではなく、イタリア的な仕上がりイメージ、イタリア的な素材の扱い方の解説にも重点を置く。
野菜づかいを通して“イタリア料理のコンセプト”に迫る本だ。
感想・レビュー・書評
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表紙の写真は茄子のパルミジャーナ。豪快でインパクトがあり、潔さもある。素人が読むには専門用語が多いが、茄子に結晶の荒い塩でアクを取る手順など、手順の説明が丁寧。プロ向けの本、柴田書店。
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プッタネスカペースト作る。煮え方は均一じゃなくてよい。グラデーションを楽しむ、は結構的確さがないと難しい。豆サラダを軽く作る。重層をゆでの浸水時に使っている。重いものが食べたい時に生クリームくるみパスタ作ってみたい。
著者プロフィール
1974年兵庫県生まれ。地元・西宮市の「ペペ」でイタリア料理の修業を始める。5年半を経て、1997 年に渡伊。カンパーニア州ナポリの「ラ・カンティーナ・ディ・トゥリウンフォ」で2年間、同州ソレント近くの「トッレ・デル・サラチーノ」で2年間学ぶ。また、パスティッチェリーアでも修業し、ナポリほか南イタリアの菓子にも精通する。帰国後の2002年に芦屋市内に「オステリア オ ジラソーレ」を開業。2014年6月には同市内に移転、バールを併設し、ドルチェのテイクアウトも行う。
「2015年 『ナポリ野菜料理 南イタリア、美味の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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