「一風堂」ドラゴン(中国マーケット)に挑む!: 中国に進出した外食企業は何をつかんだのか

著者 :
  • 柴田書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784388153114

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  • 上海に飲食業が進出する上での、生々しい実体験が語られている。

  • 「博多一風堂」店主、㈱力の源カンパニー社長である、河原成美氏の本。
    1952年生まれ(59歳?)、九州産業大学商学部卒。
    2007年1月初版。

    中国マーケットに進出した日本の外食産業の実態を赤裸々に描いた一冊。
    前半は、一風堂と中国の企業との合弁会社の展開の中で
    実際体験したことを綴り、
    後半は、上海での他の外資を含む外食企業の状況を描いている。

    読んでみると、上海の外食産業の実態がよく分かる。
    これを読むと、中国だ、上海だ、と言われていても、
    やはりまだまだ中国は発展途上国で、
    インフラがきちんと整備された日本のレベルになるには、まだ時間がかかりそうな印象を受ける。
    この本だけで判断するのは危険ではあるが、
    正直な感想だと、足元未整備のまま経済だけどんどん膨らむバブルの様子を感じる。
    しかし、それでもこれから成長し続ける魅力的な市場であることも伺える。

    上海人の気質や、中国の飲食の裏事情など、色々と示唆に富む内容であり、
    また、現場感に溢れた内容で、ドキドキ感を与えてくれる。


    「一風堂」についてというよりは、
    上海市場について書かれている本なので、
    そちらに興味のない人には面白くないと思う。

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著者プロフィール

株式会社力の源カンパニーファウンダー、一風堂創業者

「2016年 『「7つの習慣」と「一風堂」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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