紅茶の事典

  • 柴田書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784388353095

作品紹介・あらすじ

紅茶のはじまり、わが国での紅茶の歴史、紅茶のいれ方のいろいろ、紅茶の楽しみかたのいろいろ、アールグレイ・ティの物語、クリーム・ティのこと、コーヒーハウスからティ・ガーデンへ。茶に関する名言集、紅茶に関する統計資料、年表・紅茶の世界史、などなど。紅茶に関する用語約900項目と実用情報が満載。

感想・レビュー・書評

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  • 【本でたしなむ日本酒・番外編:ソフトドリンクもあります】
    東京大学農学生命科学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001542253

  • 20141117
    わかりやすくて手元に置いておきたい事典。
    コラムっぽいのも楽しかった。

  • 『英国紅茶の館』で紹介。著者によると、「現在私達に与えられている英国紅茶の最も基本的な知識は出口保夫、春山行夫、荒木安正、各氏の御著書からうかがいますと、・・・」と書かれており、この3名の著作は是非とも押さえておくべきかと思った。

    本当に素晴らしい本、というより題名通り、「バイブル」。紅茶について知りたければ、この1冊でほとんど足りると思う(個々の茶葉について詳しく知りたい場合、茶葉や水色の画像がないのでそういった点はある程度他の本で補わなければならないが)。一通り勉強した後、引き続き定期的に紅茶に触れる方はこれだけ一冊持っていれば必要な時に不明点は事足りる。
    10年前の書籍ではあるが、古さは感じられず、現在でも充分通用する。

    紅茶について、歴史はもちろん、協会、貿易、税金(関税)の仕組み、ビジネスの構造、果ては化学式まで網羅してある。インドのタタグループがテトレーを所有しているとこの本で知った時には驚いた。
    マナーや歴史についても、一点のみ「これはこう」と断言しているのではなく、こういった背景からこういったエピソードがある、と様々な説が詳しく述べられてあり、紅茶について様々な(英語も日本語も)資料を参考に研究し尽くされたことがうかがえる。まさに紅茶の奥深さが実感できる。

    オープニングに、英国で有名なジェーン・ペディグリー女史のやや昔のお写真が背景出来たのも嬉しかった。

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