プラトン (センチュリーブックス 人と思想 5)

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著者 : 中野幸次
  • 清水書院 (2000年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784389410056

プラトン (センチュリーブックス 人と思想 5)の感想・レビュー・書評

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  • プラトンの生涯と思想の解説書。

    第1章「プラトンの生涯」は、プラトンが哲学と政治にかけた情熱を生き生きと描き出している。ソクラテスとの出会いは、プラトンにとって「哲学」の問題そのものに直面させられるような体験であり、彼の一生を決定するような出来事だった。そのソクラテスが刑死を遂げたことにより、プラトンは改めて政治と哲学とのはざまに立ち、みずからの進むべき道を厳しく問いなおすことになる。そして晩年、ディオニュシオス2世の師としてシケリアに渡ったプラトンは、理想国の建設という夢の実現をめざす。

    第2章「プラトンの思想」や、やや論旨がたどりづらい。プラトンが取り組んだ哲学的問題を、私たち自身の問題として引き受けるような論じ方がめざされているようで、著者の心意気には十分に共感できるが、個人的には議論の見通しが悪く、著者のめざした意図が十分に実現されているとは言いがたいように感じてしまった。

  • 清水書院、人と思想シリーズのプラトン。ソクラテスを後代に残し、哲学者の祖となった偉人である。今ではいろいろと克服されているイデア論であるが、今の時、もう一度見つめなおし、真実の人を問う必要を感じる。

    私が生まれる10年以上前の著作であるが、著者の情熱がびっしりと伝わる良書。

    13/6/20

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