爆弾太平記 (現代教養文庫 885 夢野久作傑作選 5)

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著者 : 夢野久作
  • 社会思想社 (1976年発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390108850

爆弾太平記 (現代教養文庫 885 夢野久作傑作選 5)の感想・レビュー・書評

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  • 「犬神博士」は楽しい。芸人の夫婦に拾われた幼い頃の犬神博士(具体的に現在どういう人物なのか最後までよくわからない)がいやらしい踊りを踊ったりバクチを打ったりほかいろんな悪いことに巻き込まれつつたくましく生きる話。
    線路のレバーをいじるシーンは本当に手に汗握りながらもわくわくドキドキする(んでのちの狂乱でスカーッとするのだ)。博士の口調が棒読みの子役っぽくてかわいいし。それだけにこのしり切れとんぼ感がすんごい残念…博士がその後いかに強く生きたか知りたいよお
    「爆弾太平記」は悪い奴らが屋形船で爆死してイエーイな話(芸者さんかわいそう)
    「冗談に殺す」は好き。クズ女を殺したことについて自分で自分に追い詰められていく話。短いけど主人公のどんどんいっぱいいっぱいになっていく様が真綿で首を絞められるようでたまらない。前半の動物虐待にもまたいい感じの嫌悪感が催される。ちょっと乱歩っぽいかも。

  • 現代教養文庫で読んだ。再レビューする。

  • 「犬神博士」「爆弾太平記」「冗談に殺す」の3篇が収録されている。<br>
    「犬神博士」は、主人公チイのすることなすことをそれぞれ自分勝手に解釈して、巻き込まれていく周りの大人たちが愉快。チイは夢野には珍しく、記号化されていない個性的なキャラクターだったので、未完なのがなおさら残念だ。<br>
    「冗談に殺す」は、いつもの夢野らしい妖しい雰囲気。「殺してもいいのよ」という台詞が印象的。この台詞は冗談だったのだろうか。<br>
    表題作にもかかわらず「爆弾太平記」は印象が薄くてまったく覚えていない。

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