弊風一斑畜妾の実例 (現代教養文庫 1427)

著者 :
  • 社会思想社
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390114271

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4390114271
    ── 黒岩 涙香《弊風一斑 蓄妾の実例 199206‥ 現代教養文庫 200403‥ 文元社》
    http://y-kyorochann.at.webry.info/200808/article_9.html
     

  • ゴシップ紙の先駆けともいわれる明治の新聞「萬朝報」に連載されていた記事「蓄妾の実例」をまとめたもの。
    当時(明治31年)にお妾さんを持つ政治家、軍人、財界人、医者や住職、はてはどこぞの会社の社長までがやり玉に挙げられている。
    お妾さんはどこの誰で、年齢はいくつ、産ませた子供は何人とまで書かれていて、この記事をネタに強請り・たかりも起こったとか。有名なところでは犬養毅、森鴎外、大江卓、山縣有朋、北里柴三郎等々数え上げたらキリがないが、えっ?この人もお妾さんいたんだー!なんて驚いたりして、眺めているだけでも面白い。
    ただし、奥さんなのに妾と書かれているのもある(ベルツ博士とか)。妾?男って本当にエロいのね!なんて鵜呑みにせずに、その人物の背景を丁寧に調べたら意外なドラマが発見できるかもしれない。そんな風に思った本。

  • 近所の井戸端的なエロさが、妾という響きから想像させられてしまうかも。
    ちょっとのエロがイイんです。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1862-1920。翻案小説家、作家、ジャーナリスト。日本近代小説誕生の礎。翻案の代表作に、ボアゴベー原作の『鉄仮面』など。

「2018年 『死美人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒岩涙香の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×