生活はアート

  • 主婦と生活社
3.65
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391119343

感想・レビュー・書評

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  • 日々の生活を楽しむエッセイ。

    旅する時に準備させることはたったのひとつ。それは日々の生活の充実です。

    この章がとても好き!

  • 読み終わったのが遥か昔なので具体的な内容は覚えてませんが、皆さんのレビューを見る限り、「日々の生活をいかに楽しむか」という内容だったと再認識。

    今現在、無意識にそういう生活を心がけていられるのはこの本のおかげなのかも。
    決してアーティスティックではないにしろ笑

  • 日々の生活をアートのように楽しむ著者の想いがたっぷりと詰まっていました。
    日々をきゅうきゅうに生活してお金を貯めて旅行に行く、ということよりも、毎日の日々もワクワク楽しみながら旅行も楽しむ考え方というのがとてもいいなぁと思いました。
    著者の本はワクワクがたくさんあって「そうだよね、その考え方で生きていていいよね!」と想えて未来が楽しみになります。

  • 毎日の生活をどれだけ楽しめているだろうか?
    どれだけ楽しもうとしているだろうか?
    そもそも生活が楽しめるという発想を持ってていただろうか?


    僕は石積みをする。外に落ちている石をあつめて、それを上に乗せていく遊びだ。
    どんな大きさだろうが、どんな形だろうが、どの石もその石全体の重さの中心、つまりは重心がある。下の石の重心の上に、新しい石の重心を置く。石の大きさや形をみてバランスを取りながら。そしてまた新しい石を置く。積めそうにないような形の石でも重心をしっかりととらえれば積めてしまうのが面白い。そして集中力が必要となる。
    目の前の石に集中する。目の前の石の形がよく見え始める。どれひとつとっても同じ形はなく、それぞれがユニーク。触った感じも暖かったり、冷たかったり、ざらざらしたりと面白い。それらの石をどこにどういう風に置いてやろうかと考えながら石を積んでいくとあっという間に時間が経っていく。

    子供の頃に感じられていた何か。それを石積みの時には感じることができると思っている。全力で五感でものをとらえ、そして想像がどんどんと広がっていく感じ。生活の中でそういった経験を日常茶飯事ですることができた。いろんなものを感じながら、いろんなことが見えていた。

    次第に、そしてある日を境にまったくそういったことなくなってしまった。仕事をし始めたタイミングからだと思う。仕事が生活の中心となった日からだろう。生活は仕事のためのものになってしまい、仕事に没頭すればするほど、生活はより仕事がうまく進む
    ためにどうあるべきかというものになってっしまっていた。もっと深く、広く、楽しめるはずなのに。

    ワークライフバランスというのは、毎日の生活を楽しめるくらいに、仕事を楽しめるくらいでやっていこうということなのかもしれない。

    目の前の生活をもっと楽しもう。

  • もっと緑が見える家だといいのかな。
    もっと時間があってゆっくり過ごせたらいいのかな。

    なんだか毎日疲れちゃって、今目の前のことを楽しむよりも、「こうだったらいいのかな」と思うないものねだりの状態に悶々。

    楽しい未来を想像することも生きていく上では大切だと思うけど、なんだか「今ここ」が置いてけぼり。そんな気持ちのときに、思い出して手に取った『生活はアート』。

    毎日を心地よく過ごしたいと思うなら、「今」からそうするしかない。じゃがいもの皮むきだって、楽しめたらアートなんだよ、という言葉に、「なるほどな」と思いつつも疲れていると、ちょっと腰が重い。

    でも、そんなときに無理する必要もなくて、コンビニ食やインスタント食品であっても、自分がおいしい食事の時間を過ごせたらいいじゃない、っていうラフさがあることに、ちょっと救われる。

    理想と現実のギャップにもやもやしちゃうな、というときに心に染み入る。

  • 時間があれば

  • 「生活をアート」するという考えを基に、しましまのパトリス・ジュリアンさんが自分のライフスタイルを綴ったエッセイ集。

    2015年12月2日読了。
    もう、何度読み返したか分からない、私にとってバイブルのような本です。
    ポジティブに生きる、自分の人生は自分でクリエイトする。そんなことを教えてくれた素敵なエッセイ。
    他にもジュリアンさんの本はあるけれど、やっぱりこれが原点です。

  • ほんとのおしゃれは、肩肘張らないこだわりなのかも。ふむふむと読んじゃいます。

  • 20代で出会い夢中になった本。今読んだらそれほど感激しないんだろうな、と思いながら久しぶりに読み返したら、意外なほど共感できる部分が多かった。表面的に生活を楽しむのではなく、本質的に楽しむためのヒントがちりばめられている。私は、ウォルト・ディズニーは好きだけど、ディズニーランドは好きになれないのだが、その理由がこの本を読んでわかった。

  • 本のあちこちに楽しく生活するヒントが隠されていて、もう何度も読んだ。また元気になった。生活はルーティンワークではなく、夢を現実にしていけるワークショップ!

  • "グローバル・センス"とは
    いろいろなことに興味を持つこと
    気をつけて!
    といった意味らしいフムフム

    「生活はアート」は

    何気ない毎日の生活の事柄に気を配り
    楽しむ
    著者の(当時の)生活スタイル
    について書かれた本です。

    ・自分の価値基準を持ってる人が好き
    とか
    ・なんでもこだわってしまう性格だ
    なんてひとは
    気に入るかもしれない。

    著者みたいなお洒落さんではないけど
    共感出来るトコが多い

    たとえば
    どんなに素晴らしい生活も
    素敵な食卓も
    死んでしまえばおしまい!!
    意味ないよ(・ー・)
    って考えもあるけど

    それでも

    美味しいごはん食べたいし
    全部なくなってしまうものだとしても
    ヘンテコで可愛いものは集めたい
    なんて思います(*゚ー゚*)

    ~心を込めてつまみを回すのです。
    何事もアタンション!~

    日頃なんとなくこなしてる事柄からも
    心の配り方次第で
    新しい発見があるかも♥

  • 奥さんは誰もがアーティストでなければならず、芸術作品は人々の生活を楽しくさせるためにあると考えています。

    冒頭から、忙しさにあぐらをかいている怠け者主婦の私に痛い所を着いています。w独身の頃、パトリスジュリアンさんの提案するライフスタイルってちょっとブレイクしていたんですよね。かつて白金にあった会員制のレストランとか友だちと本気で入ろうかなんて話もしていました。

    このエッセイの中に「ピカピカ嫌いのルクルーゼ狂」というお話があります。早い話が新ものが好きなのではなく、ふるい物が好きと言う事。
    物は何でも使えば使う程、味が出て来て、愛着も湧く。確かに最近では、大量生産の時代も終わり?!かけてはいるのですが、まだまだ私たちの普段の生活は次から次へと新しい物を手にしてしまうでしょう。
    そんな中で、「親子三代使える鍋作り」をコンセプトにしているとい売るクーゼ社の鍋をコレクターとして色んな色を揃え、使いこなしているとの事。
    日本にこのルクルーゼのお鍋をこうしたエッセイなどで伝えたのが、パトリスジュリアンさんなのですね。私も買いました。使わせて頂いてます。ルクルーゼ歴3年近くなり、だいぶ年季も入って来ました。まだまだこの鍋で家族の食卓を賑わせたいと思ってます。

  • ず〜いぶん前に読んだんだけど
    今もわたしの心のなかに『生活はアート』があって
    すごくこの精神が好きなんです♫

  • 何度も読んだバイブル本。
    パトリスに教えられたことでいまのわたしはできているのかも!?・・って思うほど。

  • 私が共感できたフレーズ

    1)ビー・オリジナル、ビー・クリエイティブ
    2)物事が想像していた通りに進まなくても、それを楽しめる人になりたいなぁと思うのです
    3)旅する時に準備することはたったひとつ。それは日々の生活の充実です。
    4)コミュニオン(コム+ユニオン)すること、つまりすべてが自然に包まれてつながって融合するとき、仕事でも恋愛でも素晴らしいものになるのです。

  • これから繰り返し読んで身に付けていきたい。

  • 久しぶりの再読。
    以前に読んだのはまだ学生だった時。雑誌『Olive』を愛読して、ロンドン・パリに憧れていたころ。
    いま読んでこそ、パトリスの伝えたいことがよく理解できたと思う。

  • 若い主婦が好きそう。美意識持ちつつ「生活を楽しもう」とする姿は、心をパリッとさせてくれる。何にでもアタンション!して、意識的に生きる日々をかみしめようという本。

  • 人生を変えてしまうような本
    そんな本のひとつ

    この本と出会わなかったら
    本当に違う人生だったとおもう

  • パトリスにまなぶ。

  • ある方のレビューで見つけて、手に取った本。

    生活をどんなふうに楽しいものにしていくか。

    自分にリミットをつくらないことや
    自分の気持ちを、五感を大切にしていくことを
    いろいろな視点から語りかけてくれてます。


    今回は図書館で単行本を借りましたが、
    文庫本も出ているようなので、
    手元に置いておきたいと思います。

  • 初めて自分で買った、エッセイ本だと思います。
    オリーブがまだあったころ、パトリスさんのcafeに憧れ、
    まだ奈良の洟垂れ女子高生だった私はこれが出たときにすぐに購入し、文面を覚えるほどに熟読したものでした。

    その後人に譲ったり貸したままになってたりして、今のは確か4代目だと思います。

  • -何を着るのかよりも、どんなふうに着こなすかを工夫できる人。ささいな日常に意味をもたせることができたら、その人は生活の達人といえるでしょう-

    パトリスジュリアンが明治学院大学の近所でやっていたレストラン「サルトル・フランセ・デ・ザール」は、90年代半ば、人の紹介がないと予約できず、隠れた名店でした。10年以上たっても、あのレストランの空気を心の中で再現できます!他のどの店とも違ったから・・・。「生活はアート」に書かれていることを実践すると、周囲の空気がこんなにも豊になるんだ、と感心したものです。忙しい日々、面倒なことやささいなことに心を費やすと、人生が何倍も楽しくなる、ということを教えてくれる名エッセイ。

  • パトリスのサイン入り
    ポジイティブで、センスの良い彼が
    生活を豊かにするアイデアを提案してくれる

  • 毎日がたのしーくなる本

  • もうやばい!!!
    自分が普段感じていることをこの人はちゃんと実行している!!!il est vraiment naturel que je pense comme lui, car je suis moitie francaise :P
    毎日読みたい!!

  • パトリス・ジュリアン氏のフランス風暮らしかたエッセイ。

  • 7/100
    ギブアップ。

  • パトリスジュリアンさんの本。
    この本、誰に貸してもなかなか返してくれない人気者。
    生活を改めて考えるきっかけになりました。「生活はアート」って言えることがカッコイイ。

  • 昔この本が大好きでした。
    何度読んだかわかりません。

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著者プロフィール

1952年、モロッコ生まれのフランス人。ライフスタイル・デザイナー/料理家/エッセイスト。1988年、フランス大使館文化担当官として来日。東京日仏学院副学院長を経て、複数のレストランのオーナーシェフを務めたのち、2003年に「パトリス・ジュリアン ライフスタイルデザインオフィス」を設立。一時フランスに帰国していたが、2014年、4年半ぶりに日本を拠点に活動を再開した。ビストロやカフェブームのパイオニアとして知られているだけでなく、商品開発、プロデュース、ハウジング、講演、執筆、ワークショップなど、多岐にわたる活動をしている。著書は50冊を超え、代表作には『生活はアート』(幻冬舎文庫)がある。近著は『パトリス・ジュリアンのおつまみ~気軽に楽しめるおしゃれなフレンチスタイル~』(ワニブックス)。

「2015年 『ライフレシピ Recettes de Vie フランス流「シンプルで豊かな暮らし」を手に入れる30のレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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