- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391127133
感想・レビュー・書評
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切ないくらい大好きです。
作者とはネットで知り合い数回メールのやり取りもしました
亡くなったなんて、いまだに信じられません。
繊細な心を持った 素敵な女性の文章です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
98年二見書房刊『池袋イメクラ日記』を加筆・修正・再編集した本で、タイトル通りに著者の風俗嬢時代の日記。
乱暴な文体(口調)で、本来なら私は乱暴な文体(口調)は苦手なんだけど、彼女なら友達になりたい。
聡明で、「風俗嬢」という非日常な仕事をしているんだけど普通の感覚を持った人と感じた。風俗の仕事への愛情や、「自分自身を愛せない」「風俗しか居場所が無い」哀しみ・切なさが伝わってくる。
「風俗の仕事は世の中の役に立つ仕事で、風俗嬢は素晴らしい人達なのよ」と美化して突っ張って声高に主張したり、「何で風俗の仕事をしているんだろう」と卑下したり、「風俗嬢になったのは、親や社会が悪い」と責任を転嫁したりする事なく、風俗嬢という仕事をありのままに受け止めているところが好きだ。
「風俗嬢は世間ではこういうイメージを持っているから、こう書けばオヤジに受ける」とオヤジに媚びる事もなく、20代の女性のリアルな感覚を書いているところも好感が持てる。
イラストや漫画も興味深くて面白い。
あとがきが切ない。 -
※2006.3.18売却済み
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916
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男には娼婦になる機会は少ない。ソープなんて男の玩具にしか過ぎない。機械化された女性には心がないといえば間違いであり、精神構造は普通のかわいい女性と同じ。それを記述することは彼女らの背景を描ききることなので、男には性的な意味ではなく嬉しいものだ。
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軽いノリで読みやすいけど、考えさせられる内容も多かった。もう何回も読み直してるけど、何回読んでも面白い。
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女の子みんな傷付いてる。
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気持ちの浮き沈みを、包み隠さず書いてるのが好き。何回も読み返してます。
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風俗嬢としての日々。菜摘さんとしての日々。
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元風俗嬢ライターの風俗嬢時代の日記。意外とそんなにおもしろくない。2002年、お亡くなりに。