- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391142167
感想・レビュー・書評
-
210320
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
161のTips、Q&A形式で解答と解説がわかりやすい。思い込みと勘違いがいっぱいで目からうろこ。通悦も疑ってみることが大切!
-
人は、人についての何を?
これまで一体、どれほど解明してきたのだろう?
心について。
う~、わからない。
では、体について。
目がモノを捉えて、網膜でその像を結ぶと、
神経伝達物質が、脳にそれを伝え、
(揚げアンパンが3個テーブルにあるようだ。)と、私に認識させる。
すると、そこから
(おいしそうでしょ?)
(ダイエットやめたら?)
(おなかすいてるでしょ?)
と、次々誘惑の声を発し、
(アンパンを手にとりなさい)と、脳がついに指令を出し、
体を動かし、
手にとり、あ~~~ん。
おかしい。
(おいしい。)
これは子供のためのおやつのはずだ。
意志に逆らい、間違った指令を出しているのは、一体何者なのだ?
本当に、私はわからない。
では、わからない事を、どう処理してゆくか?
その確実な方法こそが、実験だ。
「ためしてガッテン」だ。
(放送を見た事は無いが。)
心のこともわからないが、
実は体の事だって、たいしてわかってないじゃん。
と、思い知らされた一冊。
なんとなく『コラーゲン』と表示されてるものを手にとる・・・。
目が疲れたな~と、思ったときはぼんやりと遠くを眺めたりなんかする。
疲れた時は、クエン酸が多そうなレモンでもかじろう…。
などと、これまで脳が指令していた事を(正しい。)と信じ込み、
いい成りになっていた私。
脳と、心。
このふたつの強力な指令塔に動かされている「私」の優柔不断な実体としては、
体に関する正しい知識を是非、身につけて欲しいものだ・・・。
と、次々飛び出す新事実に驚愕しつつ、そんな事を願った。