35歳からの妊娠スタイル

著者 :
  • 主婦と生活社
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本棚登録 : 33
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391144123

作品紹介・あらすじ

30代、とくに35歳以上の女性を対象により妊娠に近づくための「プロジェクト=戦略」を実例を交えて伝授する本。

感想・レビュー・書評

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  • 出版年がやや古いので、気になるところだけ拾い読み。
    必死になりすぎず、リラックスできる環境を夫婦で作りたいと思った。

  • 借りたもの。
    「妊娠スタイル」とオブラートに包んでいるけれども、内容としては不妊治療の本だった。それだけ35歳が節目であると痛感。書いてあることは基本的なことだけれどもそれだけ大切。
    文章は読んでいてほっとするような、希望があるような文体。

    不妊治療をはじめるにあたり辞め時を決めること、基礎体温を記録し、ふたりで行うタイミング法が大切であること。卵子力だけでなく精子力も大切であること……

    体外受精など高度医療は科学的システムとしては理にかなっていても、それを行うことで必ずしも授かる訳ではない。
    出産とは不思議だと思う。

    著者は体感的に、女性がリラックスしている状態の方が授かりやすいという。
    ……妊活向け雑誌が若干スピリチュアルだったり、温泉や旅行、料理などが中心なのもそのためか。
    漢方とか、ホリスティックなもので補うことも提案。
    あと、妊活に捕らわれてセックスをするのではなく、普段からもメイクラブ、スキンシップが大切なのだと思った。
    (旦那もリラックスしてもらわないとね)

  • 2018/04/14読了


    不妊治療のメカニズム、原因や心持など
    35歳 という区切りはスローどころか、終わりかけにも思えるけど
    それでも希望が持てる。
    分かりやすく読みやすい本でした。

  • 基礎体温の大切さ、測定値の考え方、前向きに捉えたり、医者にきちんと質問したりすることの大切さなどが語られてました。読みやすいです。

  • AMHは卵の数であって質ではない。安易に体外を勧めるのは疑問である。
    特に刺激法で沢山卵を取る方法はただでさえ少ない卵子を枯渇させる可能性がある。

    高度医療はギャンブル。
    体力、精神力、お金を消費するが、確率は高くはない。
    お金を掛けただけ期待し、止めどきがわからなくなる。始める前にしっかり話し合い、どこまでやるのか、いくらかけるのかを計画しておくこと。

  • とても明快な内容で、メンタル面においても参考になった。
    不妊治療を受けるときは、まずプランニングをして「やめどき」を考えておくべき。
    闇雲に治療を受けず、こちら側もしっかりと意思を持つことが大切。
    メンタル面では、やはり前向きになることが重要であり、リラックスして焦らず構えるという姿勢が大切だと思う。
    不妊治療にとらわれず、よりよく生きようという姿勢が人生を豊かにするのだろうと思った。
    今の私には非常にためになる一冊だった。

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著者プロフィール

こまえクリニック院長。医学博士。1987年、弘前大学医学部卒業。89年から90年まで、ドイツ政府国費留学生としてフライブルク大学病院およびマックス=プランク免疫学研究所に留学。東京大学大学院医学博士課程修了。東京医科歯科大学難治疾患研究所勤務を経て、99年、こまえクリニックを開院。自ら経験した不妊治療に対する疑問から、内科診療のかたわら2000年に「不妊ルーム」を開設。現在までに8800組以上の不妊に悩むカップルの相談に応じ、そのフォローアップから、2000組以上を妊娠に導く。著書に『妊娠力』(主婦と生活社)、『決定版 妊娠レッスン』(新潮文庫)、 『卵巣セラピーで妊娠体質をつくる―内科医だからできる妊活サポート』(扶桑社)など多数。

「2020年 『妊活力!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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