赤毛のアンの幸せになる言葉

著者 :
  • 主婦と生活社
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本棚登録 : 35
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391145595

作品紹介・あらすじ

名作『赤毛のアン』から、心が明るくなるアンの言葉を60選び、その一つ一つに、日本初の『赤毛のアン』全文訳で話題の作家・松本侑子さんの心温まる文章、プリンス・エドワード島で撮ったすがすがしい風景・グリーンゲイブルズ、 花々のカラー写真、アンの言葉の英文、バラやスミレの花のさし絵を添えた、オールカラーの美しい一冊。

アンの物語を紹介しながら、「幸福に生きる心がけ」、「毎日を丁寧に暮らす喜び」、「人生が輝く生き方」を伝える、珠玉のエッセイ集。

今、生きている すばらしさ!
愛と希望に満ちた アンの世界へ

心が明るくなるアンの言葉60とプリンスエドワード島の美しい写真
生きる喜びと希望がわきあがる

「私はここで生きることに、最善を尽くすわ。
 そうすれば、いつかきっと、最大の収穫が自分にかえってくると思うの」『赤毛のアン』第38章

感想・レビュー・書評

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  • 個人的に年始の赤毛のアン祭を開催している。ラストはこの本。赤毛のアンの翻訳者の松本さんが、原作から言葉をピックアップし、それを解説。赤毛のアンのエピソードを交えて紹介するというファンには嬉しい一冊なのです。本書を読むと、いかに赤毛のアンがポジティブな光を放っているかがわかる。この名言集を読むだけで幸せになれる。赤毛のアンの大切なところが凝縮されていました。もちろん、赤毛のアンを読んでいなくては理解できないし、これを理想論と思ってしまっては台無しなのです。いい本でした。

  • 昔好きだった赤毛のアンの物語。名言のあとの場面の解説から、記憶をなんとか辿る。主人公アンはたしかに詩的というかどこか哲学的というか、含みのある言い方をする。大人になった今だからかな。人間像がはっきり見えてくる。一応ストーリーを追う形で書いてあるので、一人の女性アンの成長をまた追うことができて嬉しい。

  • 赤毛のアン日本初全文訳と解説担当された松本侑子さんが抜粋した幸せな気持ちになる言葉とエッセイと物語の魅力、プリンス・エドワード島で撮った写真、モンゴメリの英文を添えた一冊。

    最初のページから心に光が差し込むような前向きになれる本。

    赤毛のアンの世界にひたりたくなる。

    【読書時間 1時間】

  • 【春の選書会 テーマ:友達への贈り物】

    みのへ

    「赤毛のアン」って、昔けっこう読みあったよね!

    今、大学生になって、本の中にあった言葉を
    どう感じるのか、読み返してみない?

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 幸せになる『赤毛のアン』の言葉 松本侑子ホームページ
    メールマガジン「幸せになる『赤毛のアン』の言葉」バックナンバー
    http://www.ne.jp/asahi/office/matsumoto/ktb/ktb-000.htm

    主婦と生活社のPR
    http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14559-5

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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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