エロスとグロテスクの仏教美術

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393116319

作品紹介・あらすじ

禁欲のなかのエロティシズム。聖なるもののなかの不気味さ。インドと日本の仏教美術のなかから、エロスやグロテスクとかかわりのある図像をとりあげ、それらを通して各地域・時代に固有の文化を知るとともに、全体を貫く普遍的な美意識や人間観を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • インドの彫刻や壁画などから解説を始め、日本に伝わってどのように変容していったかに話が進む。
    性や死は宗教と切り離せない要素。インドではかなり素直な表現が使われていたのに、日本に来ると覆い隠すようなことが多くなっている。そんな違いを見るのも面白い。

  • タイトルだけで借りてみた本。タイトルとかけ離れた所で面白かった本でした。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4084959.html

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著者プロフィール

金沢大学教授。

「2021年 『インド後期密教(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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