神道の神秘: 古神道の思想と行法

著者 :
  • 春秋社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393292006

感想・レビュー・書評

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  • スピリチュアルは江原さんから入ったが、こちらの本の内容は江原さんが言っている内容とほぼ基本は同じ。江原さんの言っていることは全然新しいことでもなく、きちんと昔から(古神道なので)言われてきている事実(私にとっては)なのだなと改めて実感。

  • 日本人は神道の教えと歴史を知るべきだと思います。GHQによって解体され、戦後処理の中で、その価値が捻じ曲げられたように思います。純粋に見つめなおすキッカケにして下さい。解体後の神道系信仰は、教祖と信者の一般宗教になり下がっています。

  • 1 どんな本?
    神道の真髄、特に神秘的な側面を一般の人にも分
    かりやすく伝える本。山陰神道と言うものにも多々
    触れ、霊性、スピリチュアルな内容を含んでいる。

    2 何で読んだの?
    (1) 神道を知りたいから。
    (2) 神道の作法や成り立ちを学びたい。
    (3) お詣りの仕方や祈り方を実践できる状態。

    3 構 成
    全10章構成259頁
    神道とは?から始まり、新しい時代の精神文化を築
    いて欲しいと終わる。図や写真で分かりやすい説明
    が多々ある。

    4 著者の問題提起
    一般の人は勿論、神主まで信仰や神道とを理解し
    ていない。

    5 命題に至った理由
    神秘的な神道の話しをすると神主としても異端扱
    いされてしまう様な現状から。

    6 著者の解
    神秘的な経験と霊性や死後の世界などを理解し、
    深い信仰のもと修行をした宗教家が居ないと新しい
    精神文化は築かれない。

    7 重要な語句・文
    (1) 神道には教祖、教義、戒律、偶像が無い。
    (2) 罪、科、ケガレ
    (3) 神奈備(神聖な場所)斎庭、神籬、磐境
    (4) 清明正直
    (5) 禊祓い
    (6) 魂の成長
    (7) 一霊四魂
    (8) 自己の欲望願望を超えて、神に自分を明け渡
    し、他者に自分を奉仕する事が高い信仰である。
    (9) 宗教行為を迷信や慣例だと考えている神主がい
    る。信仰のない宗教行為は詐欺である。
    (10) 高天原で神はしっかり働いている。

    8 感 想
    途中でスピリチュアルな話になったので飛ばし
    た。私には関心が無くて読めなかった。そこ以外は
    大きな学びになった。
    刺さったのは魂の成長は死後もずっと続く事。や
    はり成長に終わりは無い。
    深く知りたい事は祈り方。私の様な一般人はお参
    りをして神に感謝をすれば良いのか?頻度は?神棚
    にはどうすれば?
    人に勧めるなら現代の神主の実態。信仰心の無い
    若しくは薄い神主が沢山いると思う。
    絵や図で作法や霊界の階層がわかった。
    タイトルの神道の神秘通り本当に神秘の本だった。

    9 TODO
    (1) もう一冊神道の本を読もう。(簡単なの)
    (2) 神棚の購入
    (3) 定期的なお詣り

    10 問 い
    宗教とは?

    11 答 え
    精神文化

  • 【静大OPACへのリンクはこちら】
    https://opac.lib.shizuoka.ac.jp/opacid/BB04541353

  • 今回2度目、読みましたが何度も読み返したい内容です。
    日々鍛錬の中、心の支えの一つとなってます(^-^)

  • 良かった。古神道の一端に触れることが出来た。

  • 天・地・人の祓え、振魂、鎮魂(無念無想)、息長法、五大母音、五指印、秘伝の祝詞

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著者プロフィール

1925年、岡山県生まれ。皇典講究所に学ぶ。肺結核を患い仮死状態に入り、異次元世界を体験した後、奇蹟的快復をみる。その後、神道修行に入り家学を修め、1949年、明治天皇外戚家「中山忠徳」の猶子として、応神朝以来伝承する山蔭神道家第79世を相続して、古神道の体験的研究と学問的研究を行なう。また1960年には、亜細亜大学で近代経済学を学び、古道と科学の両面を研修する。その後、宗教法人山蔭神道を愛知県に設立し、管長に就任。
著書に『出雲と伊勢 神道の叡智』(小社刊)『神道の現代的解義』『祈りと奇蹟』『己貴秘伝』『一霊四魂』『陰陽道秘鍵』『神道入門』(全5巻)『直霊の鏡』『ヨガと神道』『日本神道の秘義』『神道の神秘』『神道の生き方』『よくわかる日本神道のすべて』(講談社プラスα文庫)、英文書The Essence of Shinto(講談社USA)などがある。

「2012年 『日本人なら知っておきたい 季節の慣習と伝統』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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