人生の意味の哲学: 時と意味の探究

著者 : 佐藤透

• 春秋社 (2012年10月22日発売)

作品紹介・あらすじ

人は生の意味を求めて煩悶し、時にその無意味さに絶望する。仏教やキリスト教、トルストイ、ニーチェ、ベルクソン、フランクルなど、この難題に挑んだ先人の思索を参照しつつ、既存の価値体系でなく、現在只今の体験の現場から「生」の意味を解明し、ニヒリズムを克服する粘り強い哲学的思索。

著者プロフィール

1961年新潟県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士（文学）。現在、東北大学大学院国際文化研究科教授。専門：哲学・倫理学。

「2021年 『質的知覚論の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」