フリードリヒ・シュライアマハー(Friedrich Daniel Ernst Schleiermacher, 1768-1834)ドイツの神学者、哲学者。敬虔主義と啓蒙主義の双方の影響下で自身の神学を確立する。牧師を数年間勤めたあと、1804年にハレ大学神学部に就任。06年、ナポレオンによりハレ大学が閉鎖されると、翌年ベルリンに召還され、ベルリン大学開設計画に携わる。09年からフンボルトと協同する。創設後、神学部教授に就任。邦訳に『独白』(木場深定訳、岩波文庫、1995年)、『神学通論(1811年/1830年)』(加藤常昭・深井智朗訳、教文館、2009年)、『宗教について――宗教を軽蔑する教養人のための講話』(深井智朗訳、春秋社、2013年)ほか。
「2016年 『ドイツ的大学論』 で使われていた紹介文から引用しています。」