ママのためのシュタイナー教育入門

  • 春秋社
4.09
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本棚登録 : 174
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393332856

感想・レビュー・書評

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  • シュタイナー教育を少ししりたくて読んでみました。

    大人が頑張り過ぎてはいけない理由、ママが自分でいられる時間の大切さ、子供を親のコントロール下にない世界へあえて飛び出させてあげることの重要性(例え親がそれを好きでないとしても)など、思っていてもしてあげられていないなと反省しました。

    子供自身に考えさせてあげる『自由』。子どもを正面から見つめて語りかけ、押し付けない。

    難しいけれど、何気ない日常こそ子供と真剣に向き合ったり、或いは不安かもしれないけれど放置したり、一つ一つ大切にしていかなければならない、と痛感しました。

    お母さんは、『灯台』のような存在である、という言葉も心にしみました。

  • 文章が硬めで、実際に使えそうな実践的なことがあまりかかれてなくて残念。

  • こどもが赤ちゃんのころ、シュタイナー教育や、モンテッソーリ教育に憧れ、志しました。
    でも、とくにシュタイナー教育では、その教育法と、現代の暮らしや周りとの関係のなかで、実践が難しい面も多く、残念だけどそこまではできない、とあきらめたのを思い出します。

    そんなわたしですが、この本は、“こども”ではなく“ママ”に焦点をあてていたのが興味を引き、手に取りました。

    わたしの感じたギャップや残念な思いを、
    「理想」に反することがたくさん起こります。でもそれが生きるということではないでしょうか。(P140)
    という言葉で癒してくれました。

    読んでよかった!

    読みやすくて、ためになる、すべてのママにオススメの本です。

  • あとがきで泣いてしまいました。今「ママーママー」と少しでも目を離すと泣いてすりよってくる息子と重ね合わせて読みました。そんな息子も9歳になる頃にはわたしから離れ、14歳になる頃には、家を出て行くんです。今は想像もできませんが、ひとりの人間として健やかに旅立てるよう今、しんどいですが、太くてきちんと大地に根を張れる根っこを作ってあげようと思いました。シュタイナー教育の詳細というよりは、母としての健やかなスタートが切れる本だと思います。
    テレビをみせないとか、ピンクのカーテンとかそういうシュタイナーのスタイル云々よりもっと母としての真ん中の大切な部分を教えてくれるやさしい本です。

  • 優しさあふれる一冊。日本の子育てを考慮しながら書かれてるのでドイツとの違い含め違和感なく読めた。 子供が大きくになるに連れてまた、この本が必要になる時がきそう。

  • 目新しいことがたくさん学べるという本ではないけれど、子育て中、イライラしたとき等に思い返したいフレーズがたくさん。

    ・子育てをしながら、「子どものために」と「私のために」を考え、しっかり自分の路をみつけることが大切。
    ・お母さんも子どもと一緒に日々成長してゆけばいい。
    ・一人で負担を背負い込まずに助けてほしいときは、夫なり家族に気持ちをまっすぐ伝える。
    ・自分が望むことや価値観を押しつけるのではなく、子どもにとって何が重要かが大切。(子どもを自己実現に使わない!)
    ・自分も子どもも自分らしく本当に生きたと思える人生を。

  • なんどもなんども読みかえしたくなるフレーズをメモしている。
    子育てをしつつ自分の道をつくっていこうと、日々迷う私のバイブルが見つかった。

  • 始めて読むには とても わかりやすく 書いてあります。
    難しくないので 軽く 読むには良いかも。

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