人間尊重七十年

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393333495

作品紹介・あらすじ

「人間尊重」を理念に掲げ、社員は家族、非上場でよい、タイムカードはいらない、定年制度はいらない、労働組合はいらない等、独特の社風のもとに出光興産を一代で築いた出光佐三。その経営哲学の全貌をまとめた一書。

感想・レビュー・書評

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  • 「海賊とよばれた男」から本人の書いた本も読んでみたくて読んでみた1冊。出光佐三さんの社内外での講話や講演録ということで、映画と重ねて読める部分もあったし、それをさらに深掘りしたような話もあって楽しくも勉強になりました。こういう本を読むと、自分は日本に生まれて、日本人としてどう生きていこうとか、そういう考え方って本当に薄れてきてしまっているかもなと思いました。何も踏まえずに「自分はこうしたい」だけで暮らしていく人ばかりになったら、あまりこの地域やこの国で、そしてこの仕事で生きる意味を感じられなくなっていく。一度立ち止まって、自分はどうこの先暮らしていきたいか考えてみたいと思いました。

  • 社長の座右の書

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著者プロフィール

1885年、福岡県赤間村に生まれる。 1905年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)に入学。 1911年、満25歳で独立。門司市に出光商会を設立。日本石油の特約店として機械油を扱った。1940年、出光興産株式会社を設立。 1953年、イラン石油輸入(日章丸事件)。日章丸が石油を国有化し英国と係争中のイランから、ガソリンを満載し日本へ。英国は積荷の所有権を主張するも出光の勝訴が決定。1972年出光興産の会長を退き、店主に就任。1981年95歳で死去。

「2016年 『人間尊重七十年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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