音楽の癒しのちから

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著者 : 日野原重明
  • 春秋社 (1998年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393363942

音楽の癒しのちからの感想・レビュー・書評

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  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=16216

    「音楽は、科学としての医学以前に、癒しの術(art of healing)であった」

    ねむの木学園やシュタイナー様式等、具体的な音楽療法について学びながら、日野原先生の「心の自叙伝」として読むこともできる豊かな一冊。

    戦前・戦中・戦後を経た人生、心の支えとなり続けた詩と音楽。
    「詩は、音楽は、未だ発展しない、解決しないモチーフを自らの中に秘めるもの故に、美しく尊い」
    先生の訴える音楽療法の必要性―その底には、芸術への深い愛と理解があります。

    *「食べるものもない。楽しむレクリエーションもない。過労な毎日が続くといった戦争末期には、皆で歌を合唱するのが唯一の楽しみであった」という先生の言葉は、皆川博子『倒立する塔の殺人』の一場面を彷彿させます。防空壕で「美しく青きドナウ」を合唱する少女たちの姿―。皆川女子も戦中を生きた人の一人。あの時代の真実の証言を聞く思い。

    【併読のススメ】
    皆川博子『倒立する塔の殺人』
    和医大OPAC http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=81654
    ブクログ http://booklog.jp/users/wmulk/archives/1/4569677533

  • 患者が音楽に触れることで心が動き、感動し、ときには失われた記憶を呼び覚ます。とくにホスピスの医療では、薬の医療では届かない部分に、音楽療法がとても大切なものだろうと思います。日野原先生は日本に音楽療法を持ち込む大きな役割を果たしたひとりなのでしょう。ただしこの本は、音楽療法の話は少なく、主に日野原先生の人生と音楽の関わりを綴ったエッセイです。

  • なぜ日本で音楽療法があまり広まらないのだろう?

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