この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語

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著者 : 入江杏
  • 春秋社 (2007年12月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393364949

この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語の感想・レビュー・書評

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  • 1日も早い事件の解決を願い、祈っています。

  • 916

  • 昨年末、世田谷事件の特集番組がいくつか放送されていましたよね。

    それきっかけではなく、数年前から読みたい本リストには入っていた本。

    被害者の奥様のお姉さまにあたる方の本です。入江杏さんというのは、息子さんがアナグラムから名付けたもの。NIINA REIの2人の子供のね。

    びっくりしたのが、本当に姉妹仲の良いということ。姉妹で仲が良いので隣同士に住むくらいの仲の良さなわけですよ。

    それだけに、通常の家族とは違った、より悲しみが深く、後悔もされているんだろうなぁと思います。二つの家をつなげずに、ドアを開けて入る作りにしたことでこの家族は助かった、とも言えるのですがね。

    なんであんな周りに何もないところに住んでいたの?という疑問に関しては、それこそ去年知ったのですが息子の礼くんが発達障害だったのですよね。そして奇声が激しかったので、周りに家がない環境は好都合だったわけなんです。納得。そのあたりの子育てについて亡くなった奥さんが相当、苦労されて心身参っているエピソードも語られます。

    しかし、小学校への入学も決まり、あの土地を離れるという手続きもしようという中での、事件。

    入江さんの話で、当時あんなにニュースになっていたラグランシャツも、消去法で「旦那さんのものではないと思う」という入江さんやお母さんの聴取から犯人の持ちものという報道がされたということにびっくり。

    もちろん、警察独自の調査の上で発表されたのかもしれませんがね。

    警察は、この犯人を捕まえることができるのかな?

    東電OLと、この事件は犯人が別の事件で捕まって自供して、以外のシチュエーションが浮かばないのです。

    この本を読んで、もし自分が重大な犯罪に巻き込まれて聴取されそうになったら、警察の捜査組織をつまびらかにして、各チームそれぞれの担当者集めて合同で取り調べして頂きたいなと思いました。

    入江さんがまとめた資料を

    「「これ、便利でいいね、ぼくだけにくれる?他の人に渡さないでね」と言う。」

    わけですよ。こんな警察の内部のことに振り回されるのは御免です。

    時間も短くて済むし、捜査に対する情報を平等に渡したい。そして警察の方には出し抜くとかそういうのなしに捜査に専念して頂きたいですよ。

    そんな精神状態じゃなくなるんだろうけど、心の準備だけはするヒロセなのでありました。

  • 殺害された被害者のお姉さんが残された親族としての心情が語られている。報道の目的と被害者の目的が合致していないことがさらなる傷口を作っているように思う。以前からマスコミの飢えた獣のような一面に嫌な気持ちを感じることがあった。そしてそれを見ている私のやうな単なる傍観者の目も下手するとその一端を担ってしまってるのかもしれない。犯人が不明なのだからそのチカラは必要なはずなのだけど…

  • なんとも言えない。
    事件解決を願ってやみません。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4393364945
    ── 入江 杏《この悲しみの意味を知ることができるなら ~ 世田谷事件・喪失と再生の物語 20071203 春秋社》1,680
     
    …… 今年の夏以降、警視庁がマフラーの再捜査を始めたことが分かり
    ました(略)現場の住宅は当時のまま残されていて、30日に捜査幹部ら
    が改めて事件の解決を誓いました(テレビ朝日) 。
    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161230-00000011-ann-soci
    http://twilog.org/awalibrary/search?word=%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7&ao=a
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/814711257798320128
     
    (20120906)(20161230)

  • 世田谷一家殺人事件。1999年大晦日に起きた痛ましい事件。
    その被害者のお姉さんが、自分の気持ちと向き合い、どうやって立ち直ったか、生きなおす力を得たのか、そんなことが綴られています。

    幸があり、不幸があり、喜びがあり、悲しみや苦しみがある人生。
    どうしようもない悲しみに見舞われたとき、人はどうやって、再び立ち上がる力を得るのか。

    そのための示唆を与えてくれる一冊ではないだろうか。
    柳田邦男氏が本書を「喪失体験者の魂から発せられた、人間が生きる意味を根源から問いかける、広く読まれるべき人生論の書になっている」と評しています。

    http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-1045.html

  • 110422@悲嘆グリーフ  世田谷事件の姉遺族

  • 星を一つにしたのは最下位とかじゃなくて、他の本と比べてランクを付けたりする本ではないと思ったからです。
    うまく言えないんだけども。

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この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語の作品紹介

ある日突然隣家に住む最愛の妹一家を奪われ平凡だがあたたかな暮らしを一夜にして失った女性。事件直後の悪夢の日々、そして立ち直りを模索しつづけた家族の道のり。

この悲しみの意味を知ることができるなら―世田谷事件・喪失と再生の物語はこんな本です

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