貨幣理論と景気循環/価格と生産 ハイエク全集1-1 【新版】

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著者 : ハイエク
制作 : 古賀 勝次郎  谷口 洋志  佐野 晋一  嶋中 雄二  川俣 雅弘 
  • 春秋社 (2008年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393621714

貨幣理論と景気循環/価格と生産 ハイエク全集1-1 【新版】の感想・レビュー・書評

  • 2016.02.19.~再読

    現在、世界の主要国では、政府や中央銀行の経済政策において、ミルトン・フリードマン流のマネタリズムが主流となり、金融緩和という錬金術を駆使して、貨幣価値や為替を、政府の都合の良いように操作している。
    こんな、フザけたことが許されていいのか?

    貨幣という、中立的であるべき経済の根幹的ツールを、政府と中央銀行が作為的に操作することで、マーケットはもちろん実体経済までをもコントロールしようとしている。
    これは、統制経済そのものだ。
    市場の自律性と個人の自由を損ねてんじゃねえか。

    一方で、権力者の操作によって価値が規定される各国の通貨を過去の遺物とすべく、よりグローバルな、よりニュートラルな「未来の貨幣」が生まれている。
    ビットコインのような暗号通貨が作り出されたことは、貨幣の革命のきっかけとなるだろうか?

    オレは、ここで、今一度、ハイエクの貨幣理論を知りたいと思って、この本を、本棚の奥から引っ張り出してきた。

    ハイエクとフリードマンが同じ新自由主義者であることに異論はない。
    だが、多くの人が誤解しているように、ハイエクの貨幣理論とフリードマンのそれは同じではない。むしろ、大きく違っている。
    ハイエクの考えた「国家に依存しない貨幣」モデルは、よりラジカルで未来的な貨幣の形態であり、しかも、それは、今や現実のものである。

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貨幣理論と景気循環/価格と生産 ハイエク全集1-1 【新版】の作品紹介

不況にたいして政府は何ができるのか?政府介入の是非をめぐってケインズとの激しい論戦を引きおこしたハイエク初期の代表作。「新版」新解説つき。

貨幣理論と景気循環/価格と生産 ハイエク全集1-1 【新版】はこんな本です

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