白隠の丹田呼吸法: 『夜船閑話』の健康法に学ぶ

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393710456

感想・レビュー・書評

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  • 納得して実践する、血圧を下げたい思いから...

  • ひさご腹丹田呼吸とは、ドローインのことと理解すると美木良介のロングブレスとも共通か(こんなに強く吐かないが)
    横隔膜を主役として腹圧を高めるというのも共通。
    第一段階から第五段階のステップに分けた習得法が判りやすく記述されている。

  • 白隠禅師の「夜船閑話」にある内観法、軟酥の法について詳しく解説。

    知れば知るほど養生法としての完成度に驚きます。

  • 私が図書館で借りて読んだのは、
    『医僧 白隠の呼吸法 「夜船閑話」の健康法に学ぶ』
    村木弘昌著/柏樹社 1985年刊
    です。
    この本は新装版に当たります。

  • 著者の村上さんは、医学博士であり、「丹田呼吸道場」を継いでいる人でもあります。

    白隠禅師の『夜船閑話』に書かれている「内観の法」と「軟酥の法」をもとに、ストレスなどの精神的な病気をはじめ万病を予防する効果のある丹田呼吸について解説されています。

    丹田呼吸でストレスやプレッシャーを乗り切ってきた私には、バイブルのような本です。

    ○内観の秘法○
    (1)わがこの気海丹田・腰脚足心こそは、本来の自己である。本来の自己に鼻や口などあろうか。
    (2)わがこの気海丹田・腰脚足心こそは、自分の故郷である。そこに便りなどあろうわけはない。
    (3)わがこの気海丹田・腰脚足心こそは、自分の心であり、浄土である。それゆえ自分の心を離れて別に浄土の荘厳などはないのだ。
    (4)わがこの気海丹田・腰脚足心こそは、自分の身体の中にある弥陀(阿弥陀仏)である。わが身が弥陀であるから、自分以外の弥陀が法を説くわけがない。

    もちろん東洋医学の流れなので、陰陽五行説や、易経の卦なども例に上げられていて、興味深いところです。

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著者プロフィール

明治45年、静岡県に生まれる。昭和11年、東京医科歯科大学卒業。昭和21年、慶應義塾大学医学医専部卒業。昭和34年、東京大学より医学博士号を授与される。昭和18年、社団法人調和道協会会員となり、同35年、道祖藤田霊斎先生の後を嗣ぎ第二代会長となる。平成3年、逝去。著書に『丹田呼吸健康法』(創元社)、『万病を癒す丹田呼吸法』『白隠の丹田呼吸法』(春秋社)、『健心・健体呼吸法』(祥伝社)などがある。

「2020年 『釈尊の呼吸法 大安般守意経に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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